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性転換する草。

ウラシマソウという植物をご存知でしょうか。

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今、わぴちゃんちの周辺では、林の縁に、
これでもかってほどウラシマソウが花をつけています。
上の写真のぴよんと伸びた黒く長いものを
浦島太郎の釣竿にたとえて、
「浦島草」と名づけられたのです(≧▽≦)ノ

このウラシマソウの仏炎苞と呼ばれる
花を包んでいる茶色い部分をそっとめくると、
その中に花があります。

この花が雄花か雌花かで
男の子か女の子かを見分けます☆
外見は一緒ですが、雄花と雌花とでは
仏炎苞の形が若干違うらしいです。

こちらが雄花。

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そして、こちらが雌花です。
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で。ウラシマソウには
ちょっと変わった性質があり、
1つの株が栄養状態によって年単位で
男の子になったり女の子になったりと
性転換をします

栄養状態があまりよくなければ男の子、
栄養状態がよく株ががっしりとすれば
女の子へと転換します。

ちなみに、中途半端な栄養状態だと、
1つの株で雄花と雌花が混じって咲く
中性的な状態になります

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そして、ウラシマソウの雌花は
秋になると、赤いとうもろこしのような果実をつけます

Photo_6
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種子を作るのに、たくさんの栄養を消費します。
ウラシマソウの性転換は、成熟した栄養満点の株だけが
女の子になることによって、
確実な種子をたくさん残そうという、
生き残り戦略の一つだと思います。


※ちなみに、ウラシマソウは毒がありますので、
見つけても食べないようにしてくださいね

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