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あとすこしで竜巻(>ω<。)

※注:今日の日記は少々ハードです。
雷恐怖症や竜巻恐怖症の方は閲覧に注意をしてください。


【記事の修正とお詫び】2008.5.30

先日、ろうと雲と記載したものは、
ろうと雲ではなく、wall cloudとそこからのびるtail cloudである
というご指摘をいただきましたので、
その部分だけ修正させていただきます。

お詫び申し上げます。

今日は大気の状態が不安定で、
関東地方中心に午後から激しい雷雨となりました。

わぴちゃんところも例外ではなく、
夕方からももくもくもくっと
積乱雲がわきました。
526
(※写真はクリックで拡大)

最初は積乱雲の姿をカメラに
収めていたのですが、
稲妻が頻繁に見えるようになったので、
見通しのよい田んぼ地帯へ
場所を移動して稲妻の撮影に入りました。

積乱雲の方向を見ると、
黒い帯のような雲が一直線に伸びていました。
5262
(※写真はクリックで拡大)

526_2
(※写真はクリックで拡大)

これはアーチ雲と呼ばれるもので、
アーチ雲通過時は、
激しい突風に警戒が必要なのです。


稲妻、カメラに収めることはできましたが、
ちょっとしょぼいですね(・_・;)

526_3
(※写真はクリックで拡大)

5262_2
(※写真はクリックで拡大)


そして、これは偶然撮影できたのですが、
アーチ雲から、とがった黒い雲が垂れ下がり、
あやうく地面に届くところでした。

積乱雲の雲底から低く垂れ込めたものをwall cloudと言い、
そこからしっぽのようにのびる細長い雲を
tail cloudいうのだそうです。

そして、これらの雲から、しゅっと細長く
スレンダーな雲が下垂した場合、それをろうと雲と言い、
ろうと雲が地面に届けば竜巻となります。

幸い、今回はろうと雲まで進展することはありませんでした。

526_4
(※写真はクリックで拡大)

5262_3
(※写真はクリックで拡大)


黒く垂れ下がったものが
地面に届く寸前まで成長し、
真下ではかなりの突風が吹いたのでは
と思います(>ω<。)

あと、こんな写真も撮れました。

526_5
(※写真はクリックで拡大)


これは降水雲といい、
真っ黒い雲と地面との間に見える
灰色の筋みたいなものは
遠くで降っている雨です。


わぴちゃんところでは幸い
積乱雲の中心は免れたので、
雨や雹は大丈夫だったのですが、
アーチ雲通過時は空が真っ暗になり、
風速20m/s前後の暴風が
10分程度吹き荒れました。

アーチ雲が通過しきると、
とたんに風は収まり、
一連の嵐は終了しました。

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*雲*」カテゴリの記事

コメント

うーーーん、楽しそう。
昔、塾の教師をしていたとき落雷と停電で真っ暗になった教室で雷の明かりで授業を続けていました。(^^;★\(-.-;)
他の教室から女性教師の雷の音に対する悲鳴が響いていました。(^o^;)
暗いので円の図は直径1mくらいに大きく書きましたが。((((((((^^;

雷の明かりで授業って
すごいですねーー(・_・;)

わぴちゃんは雷を見ると
わくわくしちゃうタイプなので
あれなのですが、
やっぱり苦手な人にとっては
悲鳴ものなんでしょうかねー。

小・中学生のころ、激しい雷雨の影響で
早帰りになったこと何回かありましたよー。

どーーーも(^^)/~
σ(^_^)もワクワクしちゃうほうです。
あんなに綺麗で神秘的なものを見られるのにねーーー
悲鳴なんて上げてる暇ありませんよ。

 雷でも何でも教師が楽しそうにニコニコしながらやっていれば子供は悲鳴を上げたりしません。
そのときのクラスは聞こえてくる悲鳴に皆ニヤニヤしてました。ヽ(^o^)ノ

これは面白かったです。
こんな雲とは出会ったことがありません。
広い所でないと無理ですね。

最後の降水雲はすごい雨のようですねぇ!!!

◆アライグマさん

わぁーい。仲間ですぅーー☆★

>雷でも何でも教師が楽しそうに
>ニコニコしながらやっていれば
>子供は悲鳴を上げたりしません

これは確かにあるかもしれませんね。
昆虫なんかも、先生が楽しそうに
さわって見せたりすると
興味を示す(プラスの反応を示す)けど、
先生自身が怖がっちゃうと子どもも
怖がっちゃう(マイナスの反応を示す)というのを
大学時代にきいたことがあります。

◆森のどんぐり屋さん

北関東では夏シーズンになると
結構頻繁にこういう激しい夕立があります(笑)

電化製品が壊れる恐れがあるなど
デメリットもありますが、
夕立はやはり神秘的な現象です☆

※わぴちゃんちでも落雷で
テレビを1回壊したことがある。

雷もそうなのですが、
それに付随する雲の形もすごいですし、
1時間で気温が10℃近く下がったりと
ドラマティックな変化を肌で
もろに感じることもできます☆★

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