鳥のエサ「ニガシード」
小鳥の餌にしばしば混入されている黒い細長い種。
あれはニガシード(niger seed)と呼ばれるものです。
(※写真はクリックで拡大)
このニガシード。情報が少なくて、
よく分からない存在だったのですが、
ようやく学名が判明し、それを糸口に
いろいろと情報を引き出すことができました。
学名は、
Guizotia abyssinicaです。
インドやエチオピアで、
食用にと栽培されるキク科の1年草です。
さらにリサーチしていくと、
ニガシードには和名がつけられていました。
その和名は「キバナタカサブロウ」です。
外来生物法等で法的規制がかかっているか
いろいろと調べてみましたが、
特に該当はなく栽培は大丈夫のようです。
ただ、栽培難易度は高いようですねー。
わぴちゃんも、試しに花を咲かせてみようと
種を蒔いてみました。
現在はここまで大きくなりました。
(※写真はクリックで拡大)
文献等によると、その名のとおり、
どうやら黄色い花が咲くらしいです。
花が咲いたらまたレポートしますね~☆
« ツボクサの花 | トップページ | 鳥のエサ(2)「カナリーシード」 »
「*果実・種子*」カテゴリの記事
- ダイコンソウの果実のトゲ(2019.09.22)
- チョロギのタネ(2019.08.01)
- リムナンテスの果実(2018.06.14)
- シバザクラの果実(2017.07.25)
- クサキョウチクトウの果実(2016.10.17)
「*野菜・有用作物*」カテゴリの記事
- これはもしかして…(2020.01.10)
- バンウコンは突然に…(2019.10.05)
- とっても美味しいカボチャの…(2019.08.16)
- チョロギの花(2019.06.21)
- ランピオン(2019.05.29)
「*外来植物*」カテゴリの記事
- 巨大なヤセウツボ(2019.05.26)
- ヒナソウの果実(2019.05.24)
- ヒナソウを…(2019.04.16)
- 造形の妙(2018.09.21)
- 半寄生植物2種を見に…(2018.05.22)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ウチの桜文鳥(おそらく♂)は、カナリーシードが好きみたいなので、皮つき配合飼料だけでなく、「単品買い」もしてみました☆
安い配合飼料なので、ニガシードって何!?って感じなので検索してみました。
勉強になりました。
投稿: 若様 | 2017/04/02 06:13
◆若様さん
若様さん、はじめまして☆
コメントありがとぅございます(*´▽`*)
ニガシードは小鳥さんの飼料として
よく使われているみたいですね。
実際に栽培してみると、
日本の気候に合わないようで、
だいぶ気難しかったのを覚えています。
それでニガシードの花を見る機会は
滅多にないのかもしれませんね。
カナリーシードは、時々野生化していて、
荒れ地とかで穂を出しているのを見かけます☆
投稿: わぴちゃん☆ | 2017/04/03 23:53