ウドの花
植物の撮影していると、毎年のように詳細に
写真を撮る種類がある一方で、ほとんど写真を撮らずじまいの
種類があったりします。
特に、あまり見栄えのしない(ゴメンナサイ)ものや、
ごく普通にありすぎるものに関して、
写真をぜんぜん撮っていなかったり
することがよくあります。
この写真の花もそんな1つです。
タイトルでバレバレですが、
山菜でおなじみのウドのお花の写真です☆
ウドもほとんど写真を撮っていなかった種類で、
今日初めてていねいに撮影しました~☆
ウドも、やはり、ごく普通に見かける存在であるので
「いつでも撮れる」とたかをくくっていたことと、
「ウドの大木」ということわざがある通り、
大きくなって構図がとりにくいので、
あまりカメラを向けなかったのだろう…と推察します。
ウド、今がちょうど花時期ですにゃ☆
(※写真はクリックで拡大)
1つ1つのボールみたいな
花序をアップにしてみます☆
(※写真はクリックで拡大)
白い小さな花が
たくさんついているのが分かりますねー。
このような花のつき方を「球形の散形花序」といいます☆
さらに、花をアップにしてみます☆
(※写真はクリックで拡大)
花弁は5つ、おしべ5つ、
中心の花柱5つですにゃ~☆
で、この記事を書くために
文献をあさってみると、
やはり観察力不足であることに気づかされます。
↑の写真は、おしべとめしべが
両方ついている「両性花序」と呼ばれるもので、
それとは別に、茎の下部のほうに小さくて
雄花だけの集まりである「雄性花序」があるとのこと。
写真撮った段階では認識していなかったので、
「雄性花序」の写真は撮ってません(>ω<。)
まだまだなのですー(>ω<。)
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