地衣類へのいざない。
「地衣類」という生物をご存知でしょうか?
コケのようですがコケではなく、
もっというと、植物ではないのですにゃ☆
そして、1つの生物ではなく、
菌類と藻類が非常に緊密に連携しあって
できている生活共同体なのです☆
地衣類は、菌類と藻類が絶妙なバランスで
共生しているので、環境の変化に敏感で、
特に、大気汚染には非常に弱いのだそうです。
確かに、都市部では地衣類を ほとんど見かけませんし、
一方で、原生林みたいなところを歩くと、
面白い形の地衣類をたくさん目にします☆
と言っても、高嶺の花な存在ではなく、
ちょっとした自然の残っているところや
郊外では比較的身近な存在です。
地衣類の名前を特定するのは非常に困難なのですが、
その中でも比較的わかりやすいウメノキゴケ類が
大気汚染の指標生物として使われているようです。
※と言っても、ウメノキゴケの仲間にも
似たようなのがいっぱいあるようですけどね。
で。わぴちゃんが地衣類の写真を
撮るようになったきっかけがこれでした☆
いまだに名前はよく分かりません(笑)
ただ、この姿、高山植物みたいで
なんか素敵でしょ?(笑)
それから、わぴちゃんが名前の分かる
数少ない地衣類のひとつに
モジゴケ類があります☆
これも面白いので紹介しますね。
主に樹木にまあるくへばりついてます☆
(※写真はクリックで拡大)
で。モジゴケ類をアップにして見ると…。
(※写真はクリックで拡大)
白い紙に黒い文字が
こちゃこちゃと書いてあるように見えますね。
これが名前の由来です☆
この黒い文字みたいなのは「子器」と言って、
ここから胞子を放出するのだそうです。
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