無斑紋型のムラサキサギゴケ
下唇の中心付近に2本の帯状の凸な部分があり、
その部分は白色で、橙色の斑紋を伴います。
この橙色の斑紋は、
虫に蜜のありかを知らせるための
「ガイドライン」と考えられています。
ところが、本日見つけたムラサキサギゴケは
橙色の斑紋を欠くタイプです。
以前、斑紋のないホトケノザを日記で紹介しましたが、
そのムラサキサギゴケバージョンです。
どうして、虫媒花にとってはとても大事な
虫寄せのための蜜のありかを知らせる斑紋を
欠いてしまうのでしょうか…。
不思議ですねー。
無斑紋型のホトケノザは
だいぶ勢力を拡大しているようですが、
この無斑紋型のムラサキサギゴケが
今後勢力を拡大するかどうかは
注目していきたいところですね。
ところで、ムラサキサギゴケの花の模様って
とても個性的なのが多いですね~☆
以下に、今日見られた個性的な
ムラサキサギゴケの顔を紹介しますね☆
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