アヤメ属を比較する(1)
アヤメの仲間って
似たものが多いですよね~★
まだまだコンプリートはできてませんが、
アヤメ(Iris)属の写真がだいぶ揃ったので、
ここでずらーっと並べてみますね。
恥ずかしながら、
わぴちゃんも、アヤメ属の
似たやつの区別が怪しかったのですが、
こうやって並べて見ると、
なるほど違いますねー。
外花披片(垂れ下がっている花びら)に
網目のような模様があるのが特徴です☆
また、内花被片(上に向かって
つんつん立ち上がっている花びら)も、
かなりしっかりとしています。
比較的乾燥した草地を好みます。
外花被片には網目模様はなく、
白い斑紋があります。
水辺を好みます。
カキツバタも湿地の開発で
急速に数を減らし国レッドリストで
準絶滅危惧(NT)です。
カキツバタに似ていますが、
外花被片は黄色い斑紋があります。
ノハナショウブを改良して作られた園芸品です。
花色や花の形がかなり多彩ですが、
ノハナショウブの特徴である、
外花被片に黄色い斑紋があります。
外花被片にもじゃもじゃとした突起があるため、
重厚な感じがします。また花期も
ワンテンポ早いのが特徴です。
ジャーマンアイリスには
いろいろな花色がありますが、
青紫色に近いものは
結構紛らわしかったりしますね。
内花被片がかなり大きく、
神輿のような、やぐらのような
豪華な花姿をしています。
まだまだ似たものがあり、撮影に成功していますが、
長くなるので今日はここまでにしときます☆
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コメント
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え~~っ、カキツバタがそんなことに!
そういえば、環境が悪くなっていますよね。
いまあるところ(お寺とか)は大切に育てて欲しいものですね。
派手でないところが、とても好きです。
投稿: 森のどんぐり屋 | 2009/06/09 10:00
◆森のどんぐり屋さん
実は、アヤメもカキツバタもノハナショウブも
全部かなり危機的な状況ですよ(>ω<。)
唯一元気なのは外来の
キショウブとかでしょうか…(>ω<。)
自然のままの草地や湿地があまり大切にされず
どんどん埋められていきますからねー。
投稿: わぴちゃん☆ | 2009/06/09 18:22