キツネガヤ(Bromus remotiflorus)
6~7月にかけて、
林道や林縁に咲くイネ科のひとつに
キツネガヤがあります。
イネ科というと、
どうしても同定難易度が高いため
毛嫌いされがちなのですが、
キツネガヤの穂の形はきわめて特徴的なので、
このスタイルを覚えておけば
まず間違いないと思います。
まぁ、今後、そっくりな外来種が
蔓延らなければ、の話ですけどね
ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ
小穂はかなり細長い形をしており、
さらにかなり長い芒(のぎ)があって、
とにかく細長く見えます。
(※写真はクリックで拡大)
かの牧野先生は、キツネガヤの名前の由来を、
この小穂が細長くて先が尖っていることから
きているのだろう、と推測されています。
葉鞘や茎には白い短毛が密生しています。
(※写真はクリックで拡大)
イネ科は外来種が多いのですが、
キツネガヤは里山の在来種です。
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