キクヂシャ(Cichorium endivia)
ヨーロッパではキク科Cichorium属の
野菜がよく利用され、
キクヂシャ(Cichorium endivia)もその一つです。
和名のキクヂシャだと、
聞き慣れない名前かもしれませんが、
スーパー等ではエンダイブの名で
売られているもののことです。
エンダイブよりも知名度の高い
チコリー(Cichorium intybus)と混同されることも多いですが、
エンダイブとチコリーは近縁ながらも別種です。
エンダイブの葉はこんな感じです。
(※写真はクリックで拡大)
葉がくしゃくしゃしていて、
フリルレタスやサニーレタスに
雰囲気が似ています。
葉をちぎると白い汁が出て、
それが苦味があることから、
「ニガチシャ」とも呼ばれます。
これを放置しておくと、
5-6月にかけてトウが立ってきます。
(※写真はクリックで拡大)
最初は葉と茎の境目も分からないような
ゴチャゴチャしたスタイルですが、
やがて、茎がはっきりわかるようになり、
茎につく葉はちょぼちょぼした
小さいものになります。
« トンボさん続々登場 | トップページ | キミノニワトコ »
「*野菜・有用作物*」カテゴリの記事
- これはもしかして…(2020.01.10)
- バンウコンは突然に…(2019.10.05)
- とっても美味しいカボチャの…(2019.08.16)
- チョロギの花(2019.06.21)
- ランピオン(2019.05.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント