ヘラバヒメジョオン(Stenactis strigosus)
ヘラバヒメジョオンは、北アメリカ原産の1年草です。
ヒメジョオンと同属で両者よく似ていますが、
こちらの方が葉は細長い感じで鋸歯はありません。
また、葉は濃い緑色をしていてほぼ無毛です。
(※写真はクリックで拡大)
葉が細長いので全体的にヒメジョオンよりも
スマートな印象があります。
(※写真はクリックで拡大)
花の形・総苞の形はヒメジョオンとほぼ同じです。
舌状花(白い部分)と管状花(黄色い部分)の比率で
どうこうというのもあるようですが、
わぴちゃんが見た感じでは、あまりいい
区別点にはならないかもしれません。
参考までに、こちらがヒメジョオンの全体像です。
(※写真はクリックで拡大)
葉はヘラバヒメジョオンよりも幅が広く、
色も明るい黄緑色っぽい感じ、
毛があってざらざらします。
茎の上部の葉は鋸歯のないものもありますが、
茎の中・下部のものは
鋸歯がありギザギザしています。
よく探すと、ヒメジョオンと
ヘラバヒメジョオンの雑種と推定される
ヤナギバヒメジョオンがあります。
また機会があったら紹介しますが、
ヤナギバヒメジョオンは
両者の中間的な姿をしています。
ヘラバヒメジョオンとヤナギバヒメジョオンについては
やや混乱が見られるようで、
ヤナギバヒメジョオンと思われる個体が
ヘラバヒメジョオンとされていることも多いです。
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