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オオアブノメ(Gratiola japonica)

オオアブノメ
いわゆる水田雑草のひとつです。
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しかし、もともと数が少なく分布が限られており、
わずかな環境の変化に敏感であることから
消長が激しい不安定な生息状況であるため、
絶滅危惧種に指定されています。

わぴちゃんが観察していても、
年によって発生状況が大きく変わっています。

いくら探しても1つも見つからないから
もう絶滅したのかと思いきや、
翌年突然大発生したり、またその次の年には
まったく見られなくなったり…という具合です。

オオアブノメがたくさん見られる水田を
見つけたかと思いきや、
その隣の水田には1つも生えていなかったり…します。

発生するときとしないときの
水田環境の見た目のちがいは
わぴちゃんには判別がつきません。

つまり、人には分からないような、
わずかな環境の変化で発生したり消えたりする、
とても繊細な種類だといえると思います。

全草無毛で緑色、水生植物らしく多汁質です。
葉は披針形で対生し、
葉わきに白い小さな花をつけます。
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果実期には、葉わきに丸い果実が目立ち、
独特の姿となります。
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こちらは、水中に埋もれた状態のオオアブノメです。

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水田雑草を含め、水生植物の多くは、
多少の水位の増減には耐えられるようになっています。
水位が上がって水の中に沈んでしまっても、
水中生活に適応した葉を出します。

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コロギスの仲間

夜の雑木林歩きをしていると、
甲虫目だけではなく、
いろいろな昆虫や小動物が目につきます。

標題のコロギスもそんな仲間の1つです☆

コロギス(Prosopogryllacris japonica)は
バッタ目コロギス科の昆虫です。

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コオロギ(コロ)とキリギリス(ギス)の
中間的な雰囲気があることから
名前が付けられました。

日中は樹木の葉を折りたたんでお
布団を作ってその中で眠っていますが、
夜行性で、夜になると活動をします。

昆虫を食べるだけではなく、
樹液にも来るので、
樹液の出る木で虫探しをしていると、
コロギスが来ていることもあります。


目につくのは頭に何もつかないコロギスですが、
よく探すと、もう1種類見つかることがあります。
それはハネナシコロギス(Nippancistroger testaceus)。

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こちらも夜行性で、地際付近を
ピョンピョンはねまわって虫を捕食しています。

成虫になっても翅がなく、
なんかカマドウマの小さいのにも似ています。

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クロカナブン(Rhomborrhina polita)

昼間に樹液の出る木をまわると、
スズメバチとともに
カナブンの類が幅を利かせています☆


カナブン(Rhomborrhina japonica)は、
シロテンハナムグリと並んで子どもたちの間では、
「雑魚キャラ」扱いだったりしますね(笑)

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そんなカナブンですが、
わぴちゃんフィールドでは、
近縁の仲間が2種類ほどいます。

ひとつは緑色をしたアオカナブン。
もうひとつは漆器のような
黒々とした光沢を持つクロカナブンです。

アオカナブンやクロカナブンは、
そんなに個体数の多いものではないので、
「カナブン」の群れの中に、どちらかが
1匹でも混じっていると、
結構テンションがあがるものです(笑)

今日はクロカナブンの方を記事にします☆

クロカナブン(Rhomborrhina polita)は、
夏休み中盤~終わりころに姿を見せる甲虫です。
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とにかく黒々としており光沢もあるので、
まるで漆器のような美しさです。

ただのカナブンの色違いではなく、
属は同じものの別種で、
からだの各パーツの細かい部分で
カナブンとの相違点があります。

クロカナブンも、昼間の方が遭遇率は高いです。
他の強い甲虫に追い払われる前に
樹液を少しでも多くゲットしようと必死なんでしょうね。

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こうやって、頭を突っ込んで、
まるで幹につき刺さっているような姿で
夢中になって吸蜜しているのをよく見かけます。

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オオニワホコリ(Eragrostis pilosa)

オオニワホコリ(Eragrostis pilosa)は、
イネ科スズメガヤ属の1年草です。

畑雑草のニワホコリと同属の仲間です。

なので、穂の感じは似ていますが、
ニワホコリは地際で咲く小型の植物なのに対し、
オオニワホコリは名前の通り
50cm程度の草丈に達し大きくなります。
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小穂のアップ。
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これを見ると、ニワホコリの仲間って
感じがしますね~☆

あと、花序枝の分岐点のところに、
白く長い毛が数本見られることです☆
ここはニワホコリの区別点として
極めて重要なポイントです。

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こちらは参考までにニワホコリの花序枝の分岐点。
ニワホコリには白く長い毛はありません。
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田のあぜや用水路の縁など
湿ったところに自生しているとのことですが、
数はそんなに多くはないかもしれませんね。

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7/24の稲妻

7/24も、わぴちゃんところでは
雷様が活発に暴れまわっていました。

ひさしぶりに、しっかりとしたお湿りもあって、
干からびつつあった大地が潤ったように感じます。

以下、茨城県境町で撮影した稲妻です☆

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7/23のライサマ

23日、夜に入ってからわぴちゃんフィールドでは
空があちこちでピカピカと光っていました。

特に21時頃に栃木県南部で
かなり激しい雷雨になったようですが
該当地域の方々は大丈夫だったでしょうか…??

気象庁の雷ナウキャストでは活動度4の雷雲でした。
ひっきりなしに「稲妻」が見えました。

以下に茨城県境町から、望遠レンズを使って撮影した
栃木県南部方面の稲妻を紹介します。

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稲妻が赤っぽいのは、
少し遠いところのものであるためです。

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カミキリムシ3種☆

今年は、夜の雑木林めぐりに
かなり重点をおいてますが、
カミキリムシの仲間にも
いろいろと出会います☆

その中から、茶色っぽい
カミキリムシ3種類を紹介しますね☆


ホソカミキリ
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※マツ類の樹皮を食べます☆
名前の通り細長いスレンダーな
カミキリムシさんです。
赤茶色に淡褐色の粉をかぶったような色です。

キマダラカミキリ
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※黄土色と茶色のまだら模様です☆
キマダラミヤマカミキリとか、
キマダラヤマカミキリと呼ばれることもあります。

夜行性で成虫は樹液にきます☆
灯火に集まる性質もあるようですね☆


ウスバカミキリ
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※名前のとおり翅が薄いらしいです。
今度機会があったら触ってみたいです。
夜行性で灯火にもきます☆

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クルマバザクロソウ(Mollugo verticillata)

クルマバザクロソウはザクロソウ科の1年草です。
熱帯アメリカ原産の畑雑草ですが、
畑以外にも、砂利や道ばた等、
わりと荒廃・乾燥した環境にも見られるようです。
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「車葉」の名が付けられているように、
茎の節々に葉をまるで車の車輪を連想させるように
4~7枚程度輪生しているように見えます。
(厳密には輪生とは異なり「偽輪生」と呼ばれます☆)
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花は緑白色ですが、花弁はなく、
花弁のように見えるのはがくです。
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果実はさく果で、この中に小さな種子が
多数入っています。
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ヒョウモンチョウ3種+α

7/18に長野方面に出かけた際に、
用事のすき間を縫って、ちょこちょこと
植物や虫の写真を撮っていました(笑)

蝶11種類、蛾1種類の撮影に成功しましたが、
その中からヒョウモンチョウ系を紹介します(*v_v)o

彼らは翅を広げていると特に♂は
みんな似たり寄ったりの模様です。

ただ、翅を閉じたときの模様(翅裏の模様)が
種類ごとに異なり、そこが同定のキーになるので、
写真を撮る時は翅を閉じたときの
写真も必須になります☆

以下、わぴちゃんが撮影したものを同定してみました。
ヒョウモンチョウ系は同定難易度が上級レベルなので、
万が一ちがっていたらお知らせくださいね(*v_v)o

ミドリヒョウモン
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※文献によればヒョウモンチョウの中では
ポピュラーに見られる種…らしいです。
ヒョウモンそのものが山地性のものなので、
山間部ではポピュラーなんでしょうね。

「ミドリ-」は翅を閉じたときに
緑っぽい部分があるからです。
目立つ白い筋が3本です。


ウラギンヒョウモン
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※珍しいギンボシヒョウモンかも!?
と思ったのですが、それによく似た
ウラギンヒョウモンでした。
両者、翅裏の微妙な模様の違いで
判別することができます。

メスグロヒョウモン
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※初見です。名前の通り♀は
黒っぽくて一目瞭然なのですが、
♂は他のヒョウモンとそっくりな外見です。


コムラサキ
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※わぴちゃんフィールドでもよく見かける蝶。
翅を広げると雄は光の加減で紫が見えます(*´▽`*)
でも、こうやって翅を閉じていると
なんかヒョウモンチョウ系に似てますね(笑)
なので、タイトルの「+α」として紹介しました
ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ

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7/18積乱雲からの雨柱

この日は所用で長野方面に出かけていました☆

夕方に、長野県千曲市で
かなとこ雲をともなった巨大な積乱雲を確認。
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かなとこ雲の部分をアップにすると
なかなか不気味な模様です(^-^;)
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さらに移動して、上田市では、
その巨大な積乱雲から降る雨が、
濃密な「雨柱」を形成していました(/||| ̄▽)/

これを視程内降水または降水雲と呼びます。
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このあと移動してしまったので、
雨の柱を見ただけで
降られることはありませんでしたが、
まだまだこういう急な雷雨には
注意が必要なようですね。

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7/17巻雲に出た水平環

関東地方も梅雨明けの発表がなされた
…とのことで、じりじりと夏の日差しが
照りつけました(/||| ̄▽)/

午前中は、積雲がポコポコと発生していました☆
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それで、お昼頃に駅のホームに立って
列車を待っているとき、
ふと、屋根のない部分から空を見ると、

きゃーーーー!!(≧▽≦)
巻雲が水平環によって虹色に
輝いているではありませんか(≧▽≦)


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こういう出かたをすると、彩雲と誤認しがちなので
気をつけたいところです(*v_v)o


あと、飛行機雲が巻雲に変遷したもの。
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空の青がくっきりで、
コントラストが美しかったです☆★

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子ども向けのひっつき虫図鑑☆

わぴちゃん著の新しい本ができました。
今度は子ども向けの植物図鑑です☆★

ひっつき虫観察便利帳(いかだ社)
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本日見本が届いたばかりなので、
店頭に並ぶのはもう数日ほどかかるかもしれませんが、
書店で見かけたらお手にとってやってくださいな(*v_v)o

詳しいデータを取得次第、
「あおぞら☆めいと」のほうに正式にご案内いたします。


身近に見られる「ひっつき虫」の写真生態図鑑と、
遊び・雑学を入れた読みものページで構成されています。

編集者さん、デザイナーさん、イラストレーターさんが
すごくていねいに作ってくださって、
イラストがたくさん盛り込まれて、
とても楽しい本になりました☆


んで。例によって著書と記念撮影です(笑)(≧▽≦)
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セイヨウヤブイチゴ(Rubus fruticosus)

セイヨウヤブイチゴ
ヨーロッパ原産の木苺の一種です☆

英名はブラックベリー(black berry)で、
この名前の方が知名度が高いのかもしれませんね。

果樹として広く栽培されており、
改良された園芸品種をいろいろあります。

5月ころに、薄桃色の
可愛らしい5弁花を咲かせます。
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花後はイチゴ状の果実ができ、
最初は赤く色づきますが、やがて黒くなり熟します。


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この黒い果実の様子から
ブラックベリーと呼ばれます。

葉は3出複葉~5出複葉です。
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茎には他のキイチゴ類同様にトゲがあるので、
気をつけたいところですねー。

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ナガニジゴミムシダマシ(Ceropria induta)

「世界の昆虫図鑑」を見ると、
甲虫でも、ものすごく派手な色をしていたり、
美しいものがたくさん載せられていて、
「やっぱり、世界の虫は違うなぁ」なんて
思ってしまうことがあります。

日本の甲虫類は、比較的地味な
色合いのものが多いので、
なおさらそういうふうに
思ってしまう傾向があります。

しかし、そんな
「日本の甲虫は地味」という
イメージを覆すようなものもいます☆

そのひとつがナガニジゴミムシダマシです☆

主に雑木林近辺に住み、
朽木についたキノコなんかを食べる甲虫です。

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夜間の雑木林の虫探しでは、
この虫の美しさには気づきにくいのですが、
明るい場所で観察すると
光のあたり具合によって虹模様に輝き、
とても「ゴミ」だの「ダマシ」だのついている
名前からは想像もつかない美しさです☆

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コカブトムシ(Eophileurus chinensis)

今年はいつも以上に頻繁に
夜の雑木林めぐりをしています。

頻繁に見ることで、
たまたま飛んできたような類のものに
遭遇するチャンスが増え、
結果として昆虫写真のコレクションが増えます☆

今年は、そのきめ細やかな観察の成果で、
わぴちゃんにとっては初見の昆虫である
コカブトムシに何回も遭遇しています☆

コカブトムシ(Eophileurus chinensis)は、
コガネムシ科カブトムシ亜科の昆虫です。
本州に生息するカブトムシ類は
おなじみのカブトムシと
このコカブトムシの2種だけです。

…ということでコカブトムシの写真です★
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胸の部分が、つぶされたようにくちゃっと
凹んでいるのも特徴になると思います。


また、いちおうカブトムシの仲間であるため、
♂には、1本の小さなツノがあります☆
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カブトムシと異なり、朽木に依存し、
樹液ではなく昆虫の死骸などを食べています。

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ヒメカンゾウ(Hemerocallis dumortieri var. dumortieri)

今の季節、平地の野山では、
ノカンゾウやヤブカンゾウと言った
オレンジ色の花が目立ちます。

これらは、分類学的には
ワスレグサ属(Hemerocallis)に属しており、
他の園芸品や近縁種などとあわせて、
総称してヘメロカリスカンゾウと呼ばれます。

今回紹介するヒメカンゾウもその1つです。
ただ、ヒメカンゾウは花期が異なり5月に開花します。

よく、山草店などで「日光キスゲ」という
名前で売られているものは、多くはこのヒメカンゾウです。

ヒメカンゾウは、カンゾウ類の中では
非常に知名度の高いニッコウキスゲ
(Hemerocallis dumortieri var. esculenta)
とは分類学的には変種の関係にあります。

ニッコウキスゲが葉よりも高く
花茎をのばして花を咲かせるのに対し、
ヒメカンゾウは、葉と同じくらいまたは
葉よりも低い位置に花を咲かせるのが特徴です。


これがヒメカンゾウの全体像。
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花のアップです。かなり濃い黄色です。

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果実は滅多にできませんが、
今年は1つ結実していました。
これがヒメカンゾウの果実です。
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そして中には丸い種子がいくつか入っています。
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参考までに、日光で撮影したニッコウキスゲゼンテイカ)です。
こちらは、葉よりも花茎がのびて高い位置に花がつきます。
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チョウトンボ(Rhyothemis fuliginosa)

チョウトンボは、平地の水田地帯や
水生植物のたくさん生える湖沼に見られる
美しいトンボさんです。

漢字で書くと「蝶蜻蛉」で、
まるで蝶のようにゆったりひらひらと舞います。

翅は緑青のような色をしており、
太陽の光加減によっては虹のように輝きます☆

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ただ、残念ながら、日本ではチョウトンボは
水質汚染等の影響で激減してしまい、
なかなか出合えないものとなってしまいました。

わぴちゃんフィールドでは、
広域にいることはいますが、
そんなに数は多くなく、
細々と舞っている感じです。

チョウトンボがいつまでも絶えないで
いてくれるといいんですけどねぇ…。

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セセリチョウの交尾

野山探索をしていると、昆虫の交尾シーンに
出あうことも少なくありません。

たくさんいる昆虫の中から、
同じ種類どうしの♂と♀がきちんと出会う…
これってすごいことですよね。

見た目がそっくりで、人間の目では、
なかなか識別が難しいような種であっても、
ちゃんと同じ種どうしが出あって
交尾するのですごいことだと思います。

もちろん、稀に、、ですが、
誤認求愛もありますけどね(^-^;)

過去にわぴちゃんが見た事例では、
撮影は失敗しましたが、
チャバネセセリがヤマトシジミに
求愛していたというのがあります(^-^;)


ミヤマチャバネセセリ
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ギンイチモンジセセリ
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イチモンジセセリ
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セイヨウフダンソウ(Beta vulgaris ssp. cicla var. cicla)

フダンソウは、ホウレンソウと同じ
アカザ科の葉菜です。

ホウレンソウが収穫時期がわりと限られるのに対し、
フダンソウは、季節問わず利用できるので、
収穫期間が絶え間なく続くという意味の
「不断」が和名に当てられて「不断草」と呼ばれます。

写真のものは葉軸が赤いタイプです。
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フダンソウのうち、葉軸が赤色や黄色、
白色とカラフルなものは、
セイヨウフダンソウと呼ばれることもあります。
ただ、学名上はフダンソウと
セイヨウフダンソウは同一種扱いです。

英名ではswiss chardスイスチャード)と呼ばれます。
家庭菜園関連の書籍やホームセンタで販売されている種苗のネームプレートにも
その名前で書かれることが多いので、
スイスチャードと言った方が知名度は高いかもしれませんね。

6月頃に急にとう立ちして、花を咲かせます。
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アカザ科の花なので、1つ1つの花はとても地味です。
花弁はなく、5枚のがくが開きます。雄しべは5つで、雌雄同株です。
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この花、アンモニアのような
独特の香りがします(^-^;)


果実期にもがくが残り、
それが分厚くなって硬い殻を形成し、
その中に1個果実が入っています。
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オオマツヨイグサ(Oenothera glazioviana)

オオマツヨイグサ
北アメリカ原産の1年草~越年草で、
かつては、各地に広く帰化していましたが、
最近はほとんど見かけなくなりました。

花がとても大きく、直径8cm前後に達します。
観賞用にも栽培されます。
「待宵草」と呼ばれるだけあって夜に咲きます。
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こちらが日中の様子。

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花が葉に対してかなり大きいので、
日中のしぼんだ状態でもかなり目立ちます。


これに対し、現在、
各地の荒れ地や河川敷などに
大量に帰化して、勢力を拡大しているのは
これに近縁のメマツヨイグサ(Oenothera biennis)です。

こちらが、メマツヨイグサの花が咲いている様子です。
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メマツヨイグサの花は
オオマツヨイグサの半分程度の大きさで、
直径4cm前後です。同様に夜に咲きますが、
気温が下がる秋口には、
日中でも咲いていることがあります。

メマツヨイグサとオオマツヨイグサは
花の大きさのちがいが明瞭なため、
両者を一度見れば、花期であれば、
遠めからも見分けが付くようになります。

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またまた樹液の甲虫たち☆

わぴちゃん、夏は夜な夜な懐中電灯を持って、
樹液に来る昆虫の撮影をしています☆

カブトムシ(♂)
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※雄のカブトムシです。 ちょっと角は小さめですが、
 それでもやはり堂々としてますね~★

ノコギリクワガタ(♂)
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※季節の進行とともに
ノコギリクワガタの個体数が
急に増えてきました。


…上記2種は、だいたいどこにでもいるので、
 わぴちゃんはあんまり気に留めていません。
 何枚か撮影すると、あとはスルーしています(^-^;)

 それ以外の、あまり一般には
 興味関心を持たれないような甲虫群のほうが、
 テンションがあがります(≧▽≦)ノ
 やっぱり、天邪鬼なんでしょうかね~(笑)


シロテンハナムグリ
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※自然講座で小学校に行くと、子ども達の間では
 知名度の高い甲虫だったのでびっくりでした。


ヒメマイマイカブリ
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※日中は草陰に隠れて撮影しづらいです。
 でも、夜の樹液に来ているやつは撮影しやすいです(*´▽`*)


ナガゴマフカミキリ
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※樹皮と同じような模様で
 保護色の意味合いがあるのでしょうね。
 こんな模様のカミキリムシは
 いっぱい種類がいて同定が難しいのです。 


アカアシオオアオカミキリ
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※メタリックグリーンが美しいカミキリムシです。
似たものにアオカミキリ、ミドリカミキリがいますが、
これは脚が赤っぽく、また結構大きくて見応えがあります。

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ロベリアソウ(Lobelia inflata)

ロベリアソウは北アメリカ原産の1年草です。
園芸種のロベリアや、湿地に生えるサワギキョウ、ミゾカクシと同属です。
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こちらが花のアップです☆
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花の形がなんとなくミゾカクシとか
園芸のロベリアに似たような雰囲気がありますね。


果実です。蒴果と呼ばれる形態で、
この中に細かい種子がたくさん入ってます。
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そして、こちらが春の若苗。
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あまり特徴のない姿ですが、
慣れると葉の質感から、
ロベリアソウと判定できるようになります☆


このロベリアソウには、
セイヨウミゾカクシという別名もあります。
わぴちゃん的にはLobeliaをそのままカタカナにした
ロベリアソウよりもセイヨウミゾカクシの方が
和名っぽくていいなぁ、とか思ってしまったり。
( ̄∇ ̄*)ゞえへへっ♪

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コサンカクイ(Schoenoplectus x kuekenthalianus)

コサンカクイは、
フトイとサンカクイの自然交雑種です☆

フトイとサンカクイが
いっしょに生えている湿地に稀に見られます。
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パッと見はサンカクイよりも
フトイに近い姿をしています。

しかし、フトイの断面が円なのに対し、
コサンカクイの断面は、
わずかに丸みを帯びた三角形です☆

<コサンカクイの断面>
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<フトイの断面>
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えっと、このコサンカクイの断面のような形を
数学的にはなんて言ったかな、
あ。ルーローの三角形です(≧▽≦)ノ

まぁ、切断しなくても、
さわった感じで、少しでっぱり(稜)を
感じることができるので、
それである程度フトイと識別することができます☆

ちなみに、コサンカクイは漢字で書くと
「弧三角藺」で、「小」ではありません。
断面の三角形の辺の部分が
「弧」になっていることから
つけられたものと思います。

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カメムシ3種類☆

最近撮影したカメムシ類を
3つ紹介しますね☆★

シロヘリクチブトカメムシ
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※蛾や蜂など、芋虫系の幼虫の体液を
吸って生きているカメムシです。
色かたちはなかなかカッコいいですね☆
もともと南方系のカメムシで、
気候の温暖化とともに分布が拡大した
北上種の一つとされています。


ブチヒゲカメムシ
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※触角がブチ模様だから「ブチひげ」らしい。
でも、この種に特徴的ってわけでもなく、
よく見ると、多くのカメムシの触角が
ブチ模様な気がするけど、、まっ、いっか(笑)


ノコギリカメムシ
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※ヘリが、通称「円盤」と呼ばれる
草刈機の刃に似てません?(笑)
カラスウリ等ウリ科植物につきます。

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7月2日の雷様

7/1、7/2と、
上空を寒気を伴った気圧の谷が通過している影響で、
各地で激しい雷雨になりました。

わぴちゃんのところも例外ではなく、
日中は晴れていても、夕方から急に空が真っ暗になって、
激しい雷雨になり、PC保護のため
仕事を中断せざるを得ない状態が続きました。

PCの保護をしている間は作業ができないので、
稲妻の撮影をしてみました(*v_v)o

※専門的な知識をもとに安全な方法で撮影しています。

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トレビス(Cichorium intybus var. foliosum)

トレビスは、チコリの一種で、
チコリとは分類学的には変種の関係にあります☆

葉は赤紫色で結球します☆
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なので、収穫期にはバラの花みたいな姿になっています。
別名レッドチコリです。

パッと見、ムラサキキャベツに似ていますが、
ムラサキキャベツはアブラナ科なのに対し、
こちらはキク科です☆

チコリの一種なので、花はチコリと同じく
薄青紫色のタンポポのような花です。

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茎葉は下部のほうはカキノキの葉ような楕円形です。

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上部にいくに従って、葉はちいさくなって苞のようになり、
また、茎もいくつかに枝分かれして、ひょろひょろした感じになります。
上部の苞のような部分に花を数個ずつつけます。

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