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タイヌビエ(Echinochloa oryzicola)

わぴちゃんフィールドでは
水田の稲穂が黄金色になり、
場所によっては早くも
稲刈りが始まりつつあります。

そんな時期に、田んぼから抜きんでて
花をさかせるのがタイヌビエです。

タイヌビエはその辺の道端に
ごくふつうに生えるイヌビエの仲間ですが、
より湿地を好みます。

6-7月の青田の頃には、
稲と同じような姿で紛れて隠れていますが、
稲が穂を出すころになると急に背が高くなり、
1m以上に達してまわりから抜きんでて
花をさかせます。

しかも、すばやく種子を形成し、
稲刈り前には種子を散布してしまうのです。

そのため、たとえ刈られてしまっても、
種子が残り、翌年も生育することができる…
現在の稲作のサイクルに適応した植物といえます。

これがタイヌビエ(Echinochloa oryzicola)です。
Photo
(※写真はクリックで拡大)

2
(※写真はクリックで拡大)

かなり大型になり花序の枝も多数出ます。

そして小穂のアップ。
Photo_2
(※写真はクリックで拡大)

Photo_3
(※写真はクリックで拡大)


イヌビエよりも小穂(1つ1つのツブツブ)が
少し大きめなので、ごつごつした感じがしますが、
雑穀のヒエとは形が異なり細長く
先がとがったような形をしています。


それから、タイヌビエの葉の縁のアップです。
Photo_4
(※写真はクリックで拡大)


フィールドレベルでの
イヌビエとのでの鑑別としては、
葉の縁の様子が簡単です。

タイヌビエの葉の縁は
白く硬くがっしりしているのに対し、
イヌビエ類の葉の縁は
白くならずそんなに硬い印象もありません。

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*身近な野草*」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

すごくすごくご無沙汰して居りましたsmile

わぴちゃん元気そうで
とても嬉しいですhappy02

この草・・とても気になっていました。

タイヌビエの-タ-は-田-なのか知ら。

なんだか面白くて、明日からお散歩が楽しみtyphoon

投稿: くろもじ | 2010/09/07 22:30

◆くろもじさん

おひさしぶりです☆★

わぴちゃんは9月1日に
順当に年を一つ重ね、
元気に過ごしていますよ~(≧▽≦)ノ

タは田でしょうね★
あれはすごいですよねー。
稲刈り直前に突然巨大な姿を現しますから。

投稿: わぴちゃん☆ | 2010/09/11 00:26

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