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ヒメスズメバチ(Vespa ducalis)

この季節、野外活動をするときに、
気を遣うのがスズメバチです。

秋はスズメバチ類の子育ての季節で、
攻撃性が高まっており、
うっかり巣に近づくと刺される恐れがあります。

また、刺された時に注入される毒液も、
他のハチ類よりも毒性が強いです。

また、毒に対してからだが過剰反応を起こして
アナフィラキシーショックに陥り、
命にかかわることもあります。

ひとくちにスズメバチと言っても、
日本には16種類いると言われています。

今回はその中からヒメスズメバチを紹介します(*v_v)o

スズメバチ類はみんな姿が似ていて、
見分けが難しいことも多いのですが、
そんななかヒメスズメバチは
容易に見分けることができます。

これがヒメスズメバチ(Vespa ducalis)です。


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名前に「ヒメ」がつきますが、
オオスズメバチに次ぐ大型のスズメバチです(^-^;)

オオスズメバチに比べれば、
「ヒメ」という意味なんでしょうか…(^-^;)

ヒメスズメバチは腹端(腹の先の部分)が
黒いのが特徴です。

オオスズメバチやコガタスズメバチなどの、
他のスズメバチ類は腹端は黒くないので、
ここを見れば簡単に区別できます☆

ヒメスズメバチは、スズメバチ類の中では
おだやかな性格をしており、
めったに刺してくることはないです。
でも、まとわりつかれたら、
そっとその場から離れるのが無難です。


もし、フィールドでスズメバチ類に
まとわりつかれたら…。

種類問わず、絶対に手で払ったり
声をあげてはいけませんにゃ。

近くに巣がある可能性があるので、
そーーっと、そーーーっと、
忍び足でその場所から離れてください(*v_v)o

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ニシキヒガンバナ(Lycoris radiata f. bicolor)

ヒガンバナが咲きはじめました☆

しかし、どこもかしこも
こぞってヒガンバナを紹介していると
一風変わったものを紹介したくなる
ひねくれもののわぴちゃんです(^-^;)

今回は、ヒガンバナの花色ちがいの品種として、
ニシキヒガンバナ(Lycoris radiata f. bicolor)を紹介しますね☆

普通のヒガンバナは
花弁全体が真っ赤です。

ニシキヒガンバナは、
赤色がベースではありますが、
白い縁取りが入るのが大きな特徴です☆
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余談ですが、除草剤の影響で遺伝子が変異して、
花にこのような白い縁取りが入る個体があります。

これはワラベノカンザシと言い、
背丈が低くて、花つきが悪く、
また花色にもむらがある傾向があるようです。

上の2枚の写真は、
除草剤を使うような場所でないことと、
他のヒガンバナと同様によくのびて
よく花がついていたので、
ワラベノカンザシではなく、
ニシキヒガンバナと判断いたしました。

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アメリカキカシグサ(Rotala ramoisior)

アメリカキカシグサ(Rotala ramoisior)は、
ミソハギ科キカシグサ属の1年草です。

名前のとおり、
北アメリカ~熱帯アメリカ原産の外来種で、
水田や湿地に生えます。

こちらが全体像です。
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線形~広線形の葉が対生しますが、
葉の枚数が多く、かなり緻密な感じがします。

茎は直立して、何本も枝分かれします。
結構大きくなるようで、30~50cm近くに達し、
強風などで倒されている姿も見かけました。

花は1つの葉わきに1つずつつきます。
2枚の葉が向かい合って付く「対生」なので、
横に2個花が並んで見えます。
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花を正面から見ると…。
花弁は4枚で、うすい桃色です。

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そして、こちらは果実期の様子です。

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この草姿から、同様に外来の水田雑草として繁殖している
ホソバヒメミソハギに似ています。

しかし、ホソバヒメミソハギは1つの葉わきに
いくつも花を咲かせることと、
花色はもっとどぎついピンクです。

また、もっと葉と葉とあいだがあいており、
ひょろひょろした感じを受けます。

参考までに、こちらが
ホソバヒメミソハギ(Ammannia coccinea)の花の様子です。

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イヌハギ(Lespedeza tomentosa)

イヌハギ(Lespedeza tomentosa)
マメ科ハギ属の多年草です。

河川敷みたいな場所を好んで生えますが、
全国的には数を減らしているようです。

これが花期のイヌハギの全体像です。

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花は白色で、小さい花がいくつも集まって
かたまりになってつくので、
なかなか美しいです(≧▽≦)ノ

しかし、名前の由来が…(>ω<。)

秋の七草の「萩」に対して、
鑑賞価値がなく役に立たないことから
「否(いな)」がつけられ、
それがやがて「犬(いぬ)」に
転訛したものと考えられています。

白い花の一つ一つはマメ科特有の蝶形花です。
花弁の基部には赤紫色の斑紋があるみたいですね。

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がくには黄色い毛が密生しています。
葉は3小葉で、ぶあつくてかたい印象があります。

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果実期はこんな独特な姿になります。

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こちらが果実のアップです。

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イヌハギは、今ちょうど花期のようです。
白い花がとても愛らしいですが、
数を減らしているものですので、
見つけてもそっとしておいて「とる」のは
写真だけにしてあげてくださいネ(*v_v)o

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雲に邪魔された十五夜

9月22日は、十五夜でした。
なので、この日の月は「中秋の名月」として
お月見の日だったのですが…。

残念ながらわぴちゃんところは
南下する前線の影響を受けて、
雲に邪魔をされてしまいました。

大気の状態が不安定で雷雲が接近して、
月の代わりに稲妻(対地放電)が撮影できました(^-^;)

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しかし、雷雲の通過後は、雲のすき間から、
月光による天使のはしごが見えました☆

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くっきりはっきりの
お月様とはいきませんでしたが、
別な意味で感動的で幻想的な空を
楽しむことができましたよ~♪

月光による天使のはしごは、
Lunar raysと呼ばれます。

特に日本名はありませんが、
弱い光ながらもなかなか魅力的な存在です。

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ベニヒメリンドウ(Exacum affine)

ベニヒメリンドウ(Exacum affine)
インド洋のソコトラ島周辺に自生する1年草です。

和名のベニヒメリンドウは
あまり聞き慣れないかもしれませんが、
園芸店では、属名をそのままカタカナにした
エキザカムの名でよく売られています。

ここ最近で導入されたものではなく、
古くから栽培されているようです。

わぴちゃんが子どものころ読んでいた
古い園芸植物図鑑などにも掲載されています。

文献によると日本には1920年代に
園芸用に導入されたとされています。

この前、立ち寄った園芸店で、
処分品扱いにされていました。

そういえば、わぴちゃん自身、
ベニヒメリンドウをきちんと観察したこともなければ、
写真を1枚も撮ったことないなぁ…
と思い、購入してみました☆

これがベニヒメリンドウの全体像です。
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盛んに分岐して、
小さめの葉と花が密につき、
コンパクトにまとまるので、
鉢花向けの草姿をしています。

こちらが花のアップです。

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花は紅紫色で、大きさは1.5cm程度。
花弁は5枚です。

花を横から見ると…。
がくがずいぶん個性的な形をしているなぁ、と思いました。

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こちらは葉の様子です。
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葉は広卵形で先がとがり、
少し肉厚で光沢があります。

この葉脈の入り方なんかは
リンドウ科の雰囲気がありますねー。

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キバナセンニチコウ(Gomphrena haageana)

夏~秋の花壇を彩る草花の
代表的な存在のひとつがセンニチコウです。
センニチコウは漢字で書くと「千日紅」。

花が終わってドライフラワーのようになっても
花の色が褪せないことから、
「千日、紅色が続く」という
ニュアンスで名前が付けられています。

ひとくちにセンニチコウと言っても、
いくつか種類があります。

その中から、今回紹介するのが、
キバナセンニチコウ(Gomphrena haageana)です。

キバナセンニチコウは
熱帯アメリカ原産の多年草です。
アメリカセンニチコウとも呼ばれます。

ただし、日本の寒さでは越冬できないので
通常は1年草として管理します。

本来のセンニチコウに比べると
すらっと背が高くなります。
また、葉も細めです。
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そして、花のアップです★

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名前の通りに黄色味を帯びた花色で、
橙色~緋色をしています。

よくホームセンターなどで見かけるのは、
あざやかな緋色の
ストロベリーフィールド」という品種です。

センニチコウの花穂は丸っこいのに対し、
キバナセンニチコウの花穂はこんもりと細長くなります。

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タンボコオロギ(Modicogryllus siamensis)

タンボコオロギは、バッタ目コオロギ科の昆虫です。
その名前の通り、田んぼの周りや河川敷のような
湿った場所に生息しています。

鳴き声はビュゥ、ビュゥ、ビュゥ...という
濁った感じで、あんまりコオロギらしくない感じです。


これがタンボコオロギ
(Modicogryllus siamensis)です☆

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こちらは、翅を震わせて
鳴いているところです(*^▽^*)o

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そしてコオロギ類の識別に重要なお顔。

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顔は真っ黒で、目と目の間に
まっすぐに1本の黄白色の線があります。

そのことから、別名イチモンジコオロギとも
呼ばれるんだとか…☆

でも、わぴちゃんはまだ
ツヅレサセコオロギと
混同することがあります(^-^;)

参考までにこちらが
ツヅレサセコオロギのお顔。
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目と目の間の線は逆V字で、
こうやって見比べると
ちがうってわかるんですけどねぇー。

まぁ、少しずつ覚えていきたいです☆

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チャボウシノシッペイ(Eremochloa ophiuroides)

公園や庭の芝生…。芝生と言うくらいだから、
使う植物はシバというイメージが強いですよね。

実は一口に芝生と言うけれども、
色々な種類のイネ科植物が導入されています。

そのひとつが今回紹介するチャボウシノシッペイです。
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東南アジア原産の多年草で
暖地では芝生として広く利用されていますが、
日本の寒さに耐えうるものなのかはわかりません。

英名をcentipede grass(センチピード・グラス)と言い、
一般にはその名前で普及しています。

こんな感じで匍匐して地面を覆い芝生を形成します。
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この匍匐枝がムカデのように見えるので、
ムカデシバと言う別名もあります。
英名のcentipedeもムカデの意味です☆

花期には1本の棒のような
茶色い穂をのばします☆

花穂は高さ30cmにも達して抜きんでるので
芝生として使った場合、
穂が目立つかもしれませんね。

花穂の様子です☆
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和名の「シッペイ」は動物に使う
鞭打ち棒のことです。
花穂にそれに似た雰囲気がある…かな??

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9/15の浪雲(cats eye)

9/13~14にかけて、
前線や気圧の谷の影響を受けて
大気の状態が不安定となり、
広い範囲で突発的な雷雨に見舞われました。

9/15の早朝も、その雨の一部が残り、
わぴちゃんところでは雨がぱらぱらと降って、
西~北の方角には雨のすじが
見える場所もあるほどでした。

一方で、東側の空は雲の切れ間となって、
朝日が見えたため、もしかしたら朝虹…
と思い、車を走らせてみました。

しかし、やはり虹に嫌われているわぴちゃん。
筑波山のふもとまで行きましたが、
結局朝虹には出合えませんでした。

しかし、かわりに浪雲(cats eye)という
珍しい雲を収めることができました☆
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今回のように前線がある場所では、
わずかな高度差でも
風速が大きく異なることがあり、
そういう場所では大気の流れが不安定になって
それを解消しようと波動が発生します。

この波動はケルビン-ヘルムホルツ波と言い、
カタカナで書くと長ったらしいので
しばしばK-H波と表記されます。

このK-H波は空気の流れの波動なので
通常は目に見ることができません。

しかし、ちょうどK-H波のある場所に
雲があると、波動による
空気の動きによって雲が変形します。


K-H波の影響を受けた雲は、
「海の波」とか「逆三角形」のような形が
いくつも並ぶような感じになります。

このような雲を浪雲(なみぐも)と言い、
時に三角形の頂点が渦を巻いて
それが猫の目のように見えることから
英名はcats eyeと言います。

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クグガヤツリ(Cyperus compressus)

今年も秋のカヤツリグサシーズンになりました★
わぴちゃんは、秋の野草では、
カヤツリグサ類とタデ類が特に大好きです(*´▽`*)

一般向けの写真図鑑では、
あまり写真映えしないからか、
同定の難しいものが多いからか、
カヤツリグサ類にはあまりページを
割かれていないことが多いです。

しかし、実際にカヤツリグサ類を
ていねいに探して歩くと、
その種類の多さに驚かされます☆

わぴちゃんフィールド内で、
カヤツリグサ属だけでも
30種類近くありますから☆

確かに写真映えのする
鮮やかなものではありませんが、
造形が魅力的なものが多く、
わぴちゃんは、すっかりとりこに
なってしまっています
( ̄∇ ̄*)ゞえへへっ♪

そんなカヤツリグサ属の魅力も
少しずつお伝えしていきますね☆

今回は、クグガヤツリ(Cyperus compressus)です☆

クグガヤツリは緑色を帯びた
平べったい小穂をつけます。
また、全体的に硬い感じがします☆
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小穂のアップです。
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鱗片には緑色のとがった芒があり、
ギザギザしています。そして、
とにかく扁平で硬いです。


カヤツリグサ属は同定に
難儀するものも多いのですが、
クグガヤツリは、この特徴的な姿から
きわめてわかりやすいです。

どうも砂っぽいところを
好む印象があります。
わぴちゃんフィールドでは
河川敷の砂質の乾燥した裸地で、
泥まみれになりながら
生育しているのをよく見かけます☆

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背後から照らされた雲の影

9月12日、栃木県栃木市内にて。
小さな雲の塊が太陽を隠したときに出現しました☆

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この日は南から湿った空気が流れ込んだ影響で
空がやや白っぽかったのに加え、
稲刈り後の野焼きの煙もあいまって、
かなりかすんだような空になっていました。

そのため、そのかすんだ空気の層がスクリーンとなって、
雲の影が投影されて、このような姿となったわけです☆

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現象名としては「雲の影」とか
cloud shadow」程度の表記ですが、
なかなか面白いですね☆

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マメハンミョウ(Epicauta gorhami)

わぴちゃんが子どもの頃のことです。

よく、屋外で食事をするときに、

「ハンミョウが入ったのを飲むと死ぬから気をつけなさい」

…って、かなり言われたのを覚えています。

家の中で食事するときも、窓を開けていると、

「味噌汁にハンミョウが入るから窓を閉めなさい」

…と、よく言われたものでした。

ハンミョウと言うと、山道にいて、
色が鮮やかな昆虫を連想しますが、
実はあのハンミョウは無毒です。

まぁ、食べたいとは思いませんが
びゃははは (≧ω≦)b

じゃぁ、わぴちゃんが子どもの頃さんざん言われた
食べると死ぬハンミョウは何か…。

これは、恐らくツチハンミョウ科に
属する昆虫のことだと思います。

そのツチハンミョウ科の仲間のマメハンミョウを
フィールドで見かけるようになってきました。

これがマメハンミョウ(Epicauta gorhami)です。
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細長く黒い体で、頭だけ赤い色をしています。
さらに、翅に白い縦線が入る
かなり特徴的な姿をしているので、
一発でマメハンミョウだとわかります。

このマメハンミョウは有名な毒虫で、
体内に猛毒のカンタリジンを含みます。

うかつにちょっかいを出すと、
カンタリジン入りの毒液を出してきて、
それが手につくと、
やけどのような炎症を起こします。

また、冒頭に書いたように、
汁物に混入してうっかり食べてしまうと、
急性中毒を起こして、
命にかかわることがあります。

幼虫はバッタやイナゴのたまごをたべて育ちます。
秋口になると、草原や河川敷などに
成虫の姿が見られるようになり、
かれらは、マメ科植物を中心に
群がっていろいろな草を食べます。

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…と書くと、マメハンミョウが
悪者のようになってしまいますが、
決してそうではないんですにゃ。

マメハンミョウが毒を持っているのは
自分のからだをまもるためで、
はるかにからだの大きな人間が
近くを通った時は怖くて怖くて仕方がないはずです。

むしろ、生き物たちの住みかに
お邪魔させていただいている…
自然に対して謙虚な気持ちで行動していれば、
毒虫や害虫も、むやみやたらには
攻撃してこないですよー☆

実は、わぴちゃんなんかは、
マメハンミョウが大量にいる原っぱを
普通に歩きまわっていますが、
これの毒汁でかぶれたことは一度もありませんにゃ☆

ただし、これから、芋煮会シーズンで、
河川敷で芋煮をやる機会が増えると思うので、
このマメハンミョウが混入しないように
くれぐれも気を付けたいところですね。

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オガルカヤ(Cymbopogon tortilis var. goeringii)

草原でオガルカヤ
(Cymbopogon tortilis var. goeringii)の
花が咲きはじめました☆

オガルカヤはイネ科オガルカヤ属の多年草で、
ススキ・チガヤとともに、
かつてのススキ草原を構成する代表種でした。

「かや(萱)」は、大型のイネ科植物の総称です。
かつてのかやぶき屋根で、
屋根材として使える刈るものは特に
刈る萱(カルカヤ)」と呼ばれました。

オガルカヤもその1つで、
「オ」は「雄」です。
江戸時代に、いろいろな種類の
混合である「刈る萱」の中から、
本種がススキと区別されるようになって
「雄」が冠されたのだそうです。

そして、このオガルカヤと混生するもので、
これに比べるとやさしいイメージがするものに対して
「雌」を当てて「メガルカヤ」としたとされています。

ただ、わぴちゃんが見る限りでは、
メガルカヤの方ががっしりしていて、
毛深くてざらざらして壮健な感じがしますけど、
これは当時の人とわぴちゃんの
感性の違いなんでしょう(笑)

オガルカヤは秋に咲きます☆
茶色っぽくすっとのびる茎が1mを超え、
周囲から抜きんでて見えます。
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その茎の途中に小穂を左右に2つつけます☆

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これが、まるでスズメが
とまっているように見えるから、
スズメカルカヤという別名があります。


以下余談で、ただの勘違いというか、
わぴちゃんの個人的な間抜け話ですので、
間に受けずに「笑い話」としてくださいね(笑)

わぴちゃんの生まれた宮城県では、
「育つ・成長する」ことを「おがる」って言います。

だから、子どもの頃は帰省のたびに
「なんとなんと、おがったこど」
って言われたもんでした。

だから、生まれて初めて植物図鑑で
オガルカヤって名前を見たときに、

「おがる茅」つまり「よく育つ萱」とか
思ってしまったのでした。

ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ

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ツヅレサセコオロギ(Velarifictorus micado)

ちょっと前の夜の鳴く虫探索で、
ツヅレサセコオロギを
撮影したので紹介しますね☆


ツヅレサセコオロギ(Velarifictorus micado)は、
コオロギの中では一番の普通種らしいです。
だから鳴き声を聞けば、みんな、
「あぁ、あれか。」ってなるはずです。
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ツヅレサセコオロギの顔には
逆V字型の黄白の線があります。

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ツヅレサセコオロギの鳴き声は、
擬音語で書くと…。

チチチチチッ! 
チチチチチッ! 
チチチチチッ! 

ってな感じです。
昔の人は、こういう鳴き声を
人間の言葉に聞きなしていたんですよね。

ツヅレサセコオロギの場合は
チチチチチッ!を
「綴れ刺せ(つづれさせ)」と
聞きなしたようです。

わぴちゃんは
どう頑張っても聞こえないですが…
ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ

昔々、秋の到来を告げる
ツヅレサセコオロギの声が聞こえたら、
そろそろ寒くなってくるから、
冬着を繕って、冬の準備をしなさい…という、
合図にしていたというのです☆

わぴちゃんちの家のまわりでも、
ツヅレサセコオロギがずいぶん鳴いてます。
でも、まだコートは出しませんけどね
びゃははは (≧ω≦)b

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カンタン(Oecanthus longicauda)

夜に秋の鳴く虫散策をすると、
クズやヨモギで草やぶになったような場所で、

ルルルルルルルルルル...という

美しい音色が聞こえてきます☆

これはカンタンの鳴き声です☆

カンタン(Oecanthus longicauda)は、
バッタ目コオロギ科の昆虫で、
黄色っぽい色で透き通った感じがします☆

わぴちゃんはあまり気にしたことないですが、
カンタンは秋の鳴く虫の中でも
ファンの多い昆虫なんだそうです。

鳴き声は夜道に草やぶを歩けば
うるさいくらいに聞こえてきますが、
いざ、その鳴き声の主をさがすとなると、
カンタンという名前とは裏腹に、
「簡単」にはいかないです(笑)

ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ

まず体長が20mm未満ととても小さいです。

それに、カンタンがいるような場所は
つる植物が茂った場所であるため、
へたに動くと、 つるで絡まりあった
草やぶ全体が動いてしまい、
その気配で逃げられてしまいます。

さらに、人の気配には敏感で、
近づくとすぐに鳴きやんでしまうので、
カンタンの撮影には根気が必要となります。

わぴちゃんも、
カンタンの撮影をするために
かなり粘り強く頑張りました☆
夜なのに汗だくになったり、
草やぶのヘリのくぼみに
足を突っ込んでみたり(^-^;)

そんなの捕虫網とか
トラップとか使えば簡単じゃん
という意見も出そうですが、
わぴちゃんは、可能な限り
自然な姿の昆虫を撮りたいのですにゃ☆

ということで、わぴちゃんの汗と涙の結晶(笑)
カンタンの写真を公開しますね☆

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カンタンはスズムシのように翅を立てて鳴きます。
その姿を捕えられるといいにゃぁ…。

こちらがカンタンのお顔。
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(※写真はクリックで拡大)


そして、この仲間には近縁種がいくつかいますが、
頭に何もつかないカンタンは
腹板が黒くなっているのがポイントです。
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タイヌビエ(Echinochloa oryzicola)

わぴちゃんフィールドでは
水田の稲穂が黄金色になり、
場所によっては早くも
稲刈りが始まりつつあります。

そんな時期に、田んぼから抜きんでて
花をさかせるのがタイヌビエです。

タイヌビエはその辺の道端に
ごくふつうに生えるイヌビエの仲間ですが、
より湿地を好みます。

6-7月の青田の頃には、
稲と同じような姿で紛れて隠れていますが、
稲が穂を出すころになると急に背が高くなり、
1m以上に達してまわりから抜きんでて
花をさかせます。

しかも、すばやく種子を形成し、
稲刈り前には種子を散布してしまうのです。

そのため、たとえ刈られてしまっても、
種子が残り、翌年も生育することができる…
現在の稲作のサイクルに適応した植物といえます。

これがタイヌビエ(Echinochloa oryzicola)です。
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(※写真はクリックで拡大)

かなり大型になり花序の枝も多数出ます。

そして小穂のアップ。
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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)


イヌビエよりも小穂(1つ1つのツブツブ)が
少し大きめなので、ごつごつした感じがしますが、
雑穀のヒエとは形が異なり細長く
先がとがったような形をしています。


それから、タイヌビエの葉の縁のアップです。
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(※写真はクリックで拡大)


フィールドレベルでの
イヌビエとのでの鑑別としては、
葉の縁の様子が簡単です。

タイヌビエの葉の縁は
白く硬くがっしりしているのに対し、
イヌビエ類の葉の縁は
白くならずそんなに硬い印象もありません。

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ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)

わぴちゃんが子どものころ、
カミキリムシというと真っ先に連想したのが、
ゴマダラカミキリです。

黒いからだに白い点々がある独特の姿で、
捕まえるとキーキーと音を出して噛もうとするので、
なかなか手に取れなかった思い出もあります(笑)

これがゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)。
知名度が高いので見たことある人も多いと思います。
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(※写真はクリックで拡大)


ところで、このゴマダラカミキリを
最近見かけなくなった
という話をよく耳にするようになりました。

個体数調査をしたわけではないので
増減はわかりませんが、身近な昆虫が
生活しづらい環境になりつつあるのには
変わりないのかなぁ…という気はしています。

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8/30の虹

8/30、8/31と所用で
栃木県日光地域及び那須地域へと
出かけていました。

8/30は、栃木県日光市にいましたが、
夕方からにわか雨があり、
そのあと急に太陽が顔を出して、
とてもきれいな虹を見ることができました☆

その虹の写真を紹介しますね☆

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(※写真はクリックで拡大)


実はわぴちゃんは虹に嫌われており、
最後に見たのが2010年3月21日の
朝虹だったりします(^-^;)

なので、思わぬ収穫で舞い上がってしまいました
( ̄∇ ̄*)ゞえへへっ♪

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