イヌハギ(Lespedeza tomentosa)
イヌハギ(Lespedeza tomentosa)は
マメ科ハギ属の多年草です。
河川敷みたいな場所を好んで生えますが、
全国的には数を減らしているようです。
これが花期のイヌハギの全体像です。
花は白色で、小さい花がいくつも集まって
かたまりになってつくので、
なかなか美しいです(≧▽≦)ノ
しかし、名前の由来が…(>ω<。)
秋の七草の「萩」に対して、
鑑賞価値がなく役に立たないことから
「否(いな)」がつけられ、
それがやがて「犬(いぬ)」に
転訛したものと考えられています。
白い花の一つ一つはマメ科特有の蝶形花です。
花弁の基部には赤紫色の斑紋があるみたいですね。
がくには黄色い毛が密生しています。
葉は3小葉で、ぶあつくてかたい印象があります。
果実期はこんな独特な姿になります。
こちらが果実のアップです。
イヌハギは、今ちょうど花期のようです。
白い花がとても愛らしいですが、
数を減らしているものですので、
見つけてもそっとしておいて「とる」のは
写真だけにしてあげてくださいネ(*v_v)o
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