« 雲に邪魔された十五夜 | トップページ | アメリカキカシグサ(Rotala ramoisior) »

イヌハギ(Lespedeza tomentosa)

イヌハギ(Lespedeza tomentosa)
マメ科ハギ属の多年草です。

河川敷みたいな場所を好んで生えますが、
全国的には数を減らしているようです。

これが花期のイヌハギの全体像です。

Photo
(※写真はクリックで拡大)

Photo_2
(※写真はクリックで拡大)

Photo_3
(※写真はクリックで拡大)


花は白色で、小さい花がいくつも集まって
かたまりになってつくので、
なかなか美しいです(≧▽≦)ノ

しかし、名前の由来が…(>ω<。)

秋の七草の「萩」に対して、
鑑賞価値がなく役に立たないことから
「否(いな)」がつけられ、
それがやがて「犬(いぬ)」に
転訛したものと考えられています。

白い花の一つ一つはマメ科特有の蝶形花です。
花弁の基部には赤紫色の斑紋があるみたいですね。

Photo_4
(※写真はクリックで拡大)


がくには黄色い毛が密生しています。
葉は3小葉で、ぶあつくてかたい印象があります。

Photo_5
(※写真はクリックで拡大)


果実期はこんな独特な姿になります。

Photo_6
(※写真はクリックで拡大)


こちらが果実のアップです。

Photo_7
(※写真はクリックで拡大)


イヌハギは、今ちょうど花期のようです。
白い花がとても愛らしいですが、
数を減らしているものですので、
見つけてもそっとしておいて「とる」のは
写真だけにしてあげてくださいネ(*v_v)o

« 雲に邪魔された十五夜 | トップページ | アメリカキカシグサ(Rotala ramoisior) »

*身近な野草*」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

フォト
2022年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ