デントコーン(Zea mays var. indentata)
ここ1-2年くらいかなぁ…。
北関東エリア広範囲にわたって、
ぱっと見トウモロコシに似ているけど、
それにしては何か違和感があるなぁ…
という作物の存在に気がついていました。
トウモロコシにしてはそびえたつような草丈だし、
葉の幅が広くごつくて、一方で、
てっぺんに出る雄花の穂が細い感じです。
なんだろう…と気になっていましたが、
ようやく分かりました(^-^;)
家畜の飼料用トウモロコシ、
つまり、デントコーン
(Zea mays var. indentata)だったのです。
ていねいに観察する機会が
あったので紹介しますね☆
まずデントコーンの全体像。
草丈は軽く2mを超えていると思います。
葉も茎もがっしりしているのに対し、
てっぺんについている雄花穂(雄花の集まり)は、
かなり細くて貧弱な感じがします。
そして葉の様子。
葉の幅の広さ・ごつさが分かるよう、
わぴちゃんの手を添えて写してみました。
雄花穂のアップです。
小穂ひとつひとつが毛深いです。
そして、雌花の様子。
ここは野菜のトウモロコシとそっくりですね☆
果実の様子。果実を包む「苞」が
かなり毛深いのが分かるでしょうか。
また、ずんぐりしていて、
野菜のトウモロコシと比べると小さめです。
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