« ダッタンソバの花☆ | トップページ | 雑草野草図鑑、最新版☆ »

6月29日のアーチ雲

本日6月29日は、
上空に強い寒気を伴った気圧の谷が
通過した影響で、東日本を中心に、
広い範囲で雷を伴った激しい雨が降りました。

わぴちゃんがいた場所(茨城県県西地域)でも、
15時30分ごろから雷が鳴りはじめました。

このとき西の空を見てみると、
遠くの方に2系統の積乱雲群を確認しました。

1つは南西の方角で、
遠くの雨が灰色の雨柱として
分かるくらい立派なもの(以下A系統)。
0629_1528_

もうひとつは、北西の方角で、
平べったい皿形で、雲の底が
青黒く垂れこめているもの(以下B系統)。
0629_1539_

気象レーダーや空の様子を見ながら、
どうしようかと1人作戦会議(^-^;)

おそらくA系統は東京方面へ行くから、
こちらへの影響はないだろう。
むしろB系統の積乱雲群の動向に注意が必要。

と判断し、B系統の動きに注視することにしました。

なので、以下はB系統の雲の変化です。

15:59頃
0629_1559_
(※写真はクリックで拡大)

雲底にスカートを履かせたかのような
アーチ雲が確認できます。
雲の一部は、ほんのりと青緑色になっていました。


16:02頃
0629_1602_
(※写真はクリックで拡大)

アーチ雲はさらに立派になりました。
アーチ雲の向こう側に濃密な雨柱が見えます。


16:07頃
0629_1607_
(※写真はクリックで拡大)

アーチ雲が急速にのびてきて、
あっという間に1本の長い黒雲の土手になりました。
写真右側が白っぽいのは雨柱です。

16:09頃
0629_1609_
(※写真はクリックで拡大)

写真の右半分が白っぽいのは
濃密な雨柱があるためです。
ほどなくして大粒の雨が降りはじめました。

雨のピークは17時前後で、
ピーク時には、水しぶきで
視界がほとんどきかないほどでした。

アーチ雲は天気が急変場所を
知らせる目安となります。
もし、アーチ雲がこちらに迫ってくるのを確認したら、
屋外活動をすみやかに切り上げて
車や建物など安全な場所へと避難してくださいね。

« ダッタンソバの花☆ | トップページ | 雑草野草図鑑、最新版☆ »

*雲*」カテゴリの記事

コメント

わー,すごい,観察レポート。
広い場所でこういう雲をじっくり観察したいものです。

関東の西端ではそのA系統と思われる雲が
黒い乳房雲となって垂れ下がり、
冷たい風が窓をカタカタ震わせた。
おお!こんな立派な雲!標本になりそう!
いつまでも眺めていたかったけど、大粒の雨と
落雷も始まり通り過ぎるのを待ちました。
凄い写真!怖かったでしょう?

◆hal-coさん

hal-coさん、こんばんは☆

このあたりは、平野のど真ん中なので、
空を見渡すには事欠かないです☆

ただ、近くに海や山がないので、
動植物の観察には少し物足りないけど…(^-^;)

◆つくねさん

つくねさん、こんばんは☆

A系統は気象レーダーで見る限り
かなり立派なものでしたね。

雹とか、突風とか、大雨による冠水とか、
被害は大丈夫だったかな?

こちらは、雨はかなり激しく降りましたが、
雷がそれほどでもなかったのが救いでした。

この記事へのコメントは終了しました。

« ダッタンソバの花☆ | トップページ | 雑草野草図鑑、最新版☆ »

フォト
2022年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ