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2月14日のくらげ雲

2月14日の午前中、
お部屋でパソコンの前に座って
真面目にお仕事をしていた時のこと。

ふと窓から外を見ると、
くらげ雲(jellyfish-like cloud)が出ていました(≧▽≦)ノ

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)


よく晴れた日、日射はまず地面を暖めます。

地面が受け取った熱は、
そこに接する空気にと伝わっていき、
地表付近の空気も次第に暖まっていきます。

空気は暖かくなると軽くなります。
そのため、地表付近で暖められた空気は
「熱気泡」という目には見えない泡になって、
ぷかぷかと上昇をはじめます。

「熱気泡」にある程度水蒸気が含まれていれば、
ある程度まで上昇すると、含まれていた水蒸気が
凝結して水の粒となって漂い、雲ができます。

しかし、この「熱気泡」がすっごく乾燥していると、
どこまでのぼっても雲はできません。
それどころか、上昇した先に雲があると、
その中に入りこんで雲を消してしまいます。

そうしてできたのがくらげ雲で、
下から次々と熱気泡が昇ってきて雲を消すので、
雲の下半分が乱れて、まるで
空を漂うくらげのような形になるのです。

上のくらげ雲の写真の中に、
雲のところに黒いゴミのようなものがあるものが1枚あります。

じつはこれ、上昇気流を受けて旋回しながら
空高くのぼっていった猛禽が写りこんだものです(^-^;)


そういえば、「あおぞら☆めいと」の
雲と空のWeb図鑑、バタバタしていて
更新できていなかったけど、
くらげ雲のページの素材だけはできています。

そのひとつの解説イラスト、
つくったはいいものの、そのまま公開せずじまいで、
塩漬け(笑)になっていたので、ここに載せておきますね。

Photo
(※写真はクリックで拡大)


あれ?
最近、珍しく真面目なことばかり書いているかな?
ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ

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*雲*」カテゴリの記事

コメント

すごくわかりやすいですね。楽しい!
(初めてコメントします。会ったことあるおばさんで~す)

ぼーっと、空を眺めている時、こんな形の雲か、あーでもない、こーでもないと形を変えてうねうねしてますが、くらげぐもというのですね。

雲を見ていると、意外と細かい上昇気流が発生しているみたいですね。パラグライダーに乗ってる人に言わせると、アスファルトの上には、結構な上昇気流ができるのだとか。

鳥さんたちは、そういう上昇気流を目ざとく見つけて、ぐるん、ぐるん飛んでます。いつだかは、御徒町の真上で、上昇気流に乗って、渡り鳥がわたりの前に練習してました。

ウチの上を毎日、水鳥が利根川と手賀沼を往復してるのですが、彼らも地形による上昇気流を上手く利用しているみたい。それのが楽だもんねえ。

よし
人工的に乾いた熱気泡を作って空の雲を海月雲にするというのは如何だい。
わぴちゃん主導でTVに企画を。
(^^;★\(-.-;)

◆サクラおばさん

サクラおばさん 、こんばんは☆

コメントありがとうございます(*´▽`*)

こんな感じのブログをまったりペースで書き続け
早10年以上になります
( ̄∇ ̄*)ゞえへへっ♪


◆くずさん

くずさん、こんばんは☆

アスファルトは空気を強烈に加熱するから、
その分上昇気流もかなりのものだろうね。

鳥さんは本当によく見つけるよね。上昇気流。

風の流れを熟知しているのかな?

…と思いきや、強風時に風に逆らって飛んで、
不意の突風で吹っ飛ばされている姿を
見ることも多々あったり(^-^;)

猿も木から…ならぬ、鳥も風に飛ばされる?


◆アライグマさん

アライグマさん、こんばんは☆

それが実際にできたら
リアル「雲を消す人」だね。

すっごい大掛かりな装置が
必要になりそうだけど…(/||| ̄▽)/

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