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切れ葉型だけど…

タンポポネタです(^-^;)
しかもかなーーーーりマニアックかもしれません。

昨年の8月末、西洋野菜・ハーブ苗として売られていた
タンポポを購入しました。

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(※写真はクリックで拡大)

葉の切れ込みがやたら細かいのが気になったためです。

コンテナに植えつけ、そのまま越冬させたところ、
4月初旬に花を次々と咲かせました。

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(※写真はクリックで拡大)

横から見ると、外側の総苞片は、
はっきりと反りかえり、先に突起はありません。

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(※写真はクリックで拡大)


タンポポの葉のかたちは、もって生まれた性質とは別に、
環境や時期によっても左右される傾向があります。

ただ、この株は、ずっと変わらずに
切れ込みの細かい葉を出し続けているので、
環境要因ではなく、そういう個性を持った系統と言えそうです。

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(※写真はクリックで拡大)


細かく切れ込む葉の外来系タンポポというと、
アカミタンポポ(Taraxacum laevigatum)を
連想する人も多いかもしれませんね。

アカミタンポポは、外来系タンポポのうち、
タネの色が赤っぽいものを指します。

わぴちゃんも初めは「アカミ系かなぁ…」と
思っていたのですが、できたタネは淡い褐色でした。

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)


普通の色のタネをつける外来タンポポで、
これだけ葉が細かく切れ込む系統は、
わぴちゃん自身、初めて見たかもしれません。

アカミタンポポのように赤っぽいタネをつける系統は、
海外では何種類も知られています。

※わぴちゃんが持っている海外のタンポポ図鑑には、
アカミタンポポ系統だけで30種類も載っています。

タンポポ属は、とても大きなグループなので、
いくつもの節(Section)に分けられていますが、
その中でアカミ系のタンポポは、
Sect. Erythrospermaとしてまとめられています。

Sect. Erythrospermaに分類されるタンポポは、
葉が細かく切れ込む種類も多いのですが、
そうでもない種類も記載されています。

一方で、Sect. Erythrosperma以外のタンポポ、
つまり、普通の色のタネをつけるタンポポの中にも、
葉が細かく切れ込む種類はたくさん存在します。

国内にも、葉の切れ込み具合が
ほかのタンポポとそんなに変わらないの
アカミ系のタンポポが見られますので、
葉の形だけでの判別は危険かなと思います。

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*タンポポ研究*」カテゴリの記事

コメント

うぅぅ,タンポポの同定はしないことにします。
日本のタンポポか,そうで無いか,くらいで…。

投稿: hal-co | 2018/04/18 16:47

「クシバセイヨウタンポポ」みたいな奴。
西の方にある『クシバタンポポ』というのも見たことがありませんが、タンポポはみんな違う顔だから。

投稿: ポンチ | 2018/04/18 20:43

◆hal-coさん

hal-coさん、こんばんは☆

うふふ。タンポポの世界へようこそ(ΦωΦ)

一度はまったら、
やめられない♪ とまらない♪
とーーってもディープな世界だよ

アカミタンポポ系が、
イギリスだけで30種…とか…(/||| ̄▽)/


◆ポンチさん

ポンチさん、こんばんは☆

ただでさえ多型なのに、
環境によっても
姿を変えたりするから厄介だよね。

クシバタンポポはわぴちゃんも
一度見てみたいなぁ…

投稿: わぴちゃん☆ | 2018/04/18 23:09

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