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ランピオン

ランピオン(Campanula rapunculus)
はヨーロッパ原産のカンパニュラの一種です。

カンパニュラといえば、
庭の花というイメージが強いのですが、
なんとランピオンは野菜です☆

葉と根を食べるのだそうです。

わぴちゃん、このランピオンのタネを
入手し栽培していました。

ただ入手のタイミングが遅れて、
蒔いたのは確か年が明けてから…。

発芽率はよかったのですが、
確定申告の呪縛から解放された
3/13の段階で、小指の先くらいの
小さな苗の状態でした。

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(※写真はクリックで拡大)


4/12でもこの大きさ。

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(※写真はクリックで拡大)


これは、今年は咲かないかな?

…なんて思っていたのですが、
その後の成長はものすごく早かったです☆

5月半ばにはトウが立ちはじめ…。

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(※写真はクリックで拡大)


ついに花が咲きました(*´▽`*)

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)


やっぱりカンパニュラの一種なだけあって、
涼しげなベルのような素敵な花です☆


さて、肝心の根の部分はどうか…。
引っこ抜いて写してみました。

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(※写真はクリックで拡大)


こんな育て方でもそこそこ肥大していますね。

今回は、開花・結実を優先させるため
味見はしませんが、美味しいのかどうか気になるところです。

キキョウ科…っていうと
あまり食用のイメージがなく、
どちらかというと毒草のイメージがあるのですが、
どうなのでしょうね
ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ

巨大なヤセウツボ

今日は午後から
ギシギシ雑種群の調査をと、
歩き回っていました。

そんな中、ふと見つけたのが
このヤセウツボです

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(※写真はクリックで拡大)


でかっ!!(/||| ̄▽)/

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(※写真はクリックで拡大)


1m…とまでは行きませんが、
80cm~90cmはありそうです。

ヒナソウの果実

以前、このブログに載せたヒナソウ。

果実を観察すべく、試験的に

長花柱花(雌しべが長い)の株
短花柱花(雌しべが短い)の株

上の2つを寄せ植えにした…と記しました。

ヒナソウを… (2019.4.16記事)


あれから1ヶ月あまりが経ち…

案の定、たくさん結実しました(≧▽≦)ノ

長花柱花のほうが結実率は良い感じはしますが、
短花柱花側にも果実はついていました。

ということで、ヒナソウの果実…

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(※写真はクリックで拡大)

そして裂開してタネを出している様子です☆

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(※写真はクリックで拡大)

イグサの花

今春、執筆作業中に、
ふと気づいたことがありました。

あっ。イグサの花を写していない!

イグサの花が開くのは朝のうちだけです。

しかも1株あたりの
花の期間があまり長くない(?)

なもんで、意識しないと
タイミングを逃してしまうんですよね(^-^;)

今年こそは絶対に…と、
注意深くタイミングを計っていましたが、
一発で撮影成功とはならず、
結局3回同じ場所に通って
ようやく…でした o_ _)o

ということで、これが
開花中のイグサの穂です(*´▽`*)

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(※写真はクリックで拡大)


そして 花の部分をアップにしてみました。 

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)


花がすごく小さいのに、とても奥行きがあって、
被写界深度の調整がタイヘン(>ω<。)

イグサの仲間は、雄しべの数も
見分けポイントになります。

頭に何もつかないノーマルなイグサでは
雄しべの数は3本です。

5月15日火災雲を確認

 今朝外に出ると、東の空にもくもくと黒煙が…?

しかもものすごい勢い…
野焼き? いや、火災??

ニュースを確認してみると
資材置き場での火災のようでした。
しかもかなり近所(^-^;)

火災についての具体的な内容については、
報道のお仕事ですのでわぴちゃんはここでは言及しません。

ただ、気象学的に注目すべき現象を確認したので、
ここではそれを記しておきますね。

それは、火災雲火災積雲熱積雲などと呼ばれる現象です。

火災、火山噴火などによって
空気がピンポイントで熱せられた結果、
強い上昇気流が発生して本物の雲ができた状態です。

単に気づかれていないだけなのか、
実際に稀なものなのかどうかは不明ですが、
国内ではあまり観察事例がありません。

火災雲は、雨を降らせたり、
場合によっては積乱雲にまで発達して
突風や雷を伴うこともあるとされ、
防災という観点からも認識しておくべき現象と思います。

ということで、以下に本日確認した写真を載せておきます。

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)

 

…そして、黒煙から火災雲に進展する
一連の様子をとらえることができましたので、
以下に並べておきますね。

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(※写真はクリックで拡大)

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続きを読む "5月15日火災雲を確認" »

散歩の草花図鑑10万部突破☆

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(※写真はクリックで拡大)

2017年に刊行した

『ビジュアルだいわ文庫
子どもに教えてあげられる散歩の草花図鑑』

おかげさまで、10万部を突破しました(≧▽≦)ノ
たくさんの方々に読んでいただいているようで
とてもうれしいです(*´▽`*)

そして、ビジュアルだいわ文庫シリーズから、
わぴちゃんの新しい本が出ます☆

『「ぱっと見」では気づかない すごすぎる雑草』

早ければ5月9日以降、
書店に並び始めるとのことです☆

こちらは草花図鑑からステップアップした内容で、
植物の「生きざま」にクローズアップしたものです☆

●土手に菜の花はダメ?
●一年草、二年草…三年草!?
●スミレは本当に春の花?
●除草剤によってつくりだされた植物? などなど

たくさんのネタを盛り込みました☆

良かったら、手に取ってみてくださいね☆

5月4日の雷雲(2)

5月4日に観察した積乱雲の続きです。

この日は、東京西部~埼玉県に
ひときわ発達した積乱雲が発生し、
そこから広がったと思われるかなとこ雲
わぴちゃんの頭上にまで到達していました。

積乱雲の上部に広がるかなとこ雲は、
半径100km以上になることもあります☆

かなとこ雲の雲底には、ふっくらとした雲のこぶ、
つまり乳房雲がぶら下がることがしばしばです。

今回も、たくさんの乳房雲を堪能…
いえ、観察することができました(*´▽`*)

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)

 

発生初期の乳房雲の様子も
載せておきますね。

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)

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(※写真はクリックで拡大)

5月4日の雷雲(1)

昨日(5/4)は、
上空に寒気が流れこんでいるところに、
晴れて地表付近の気温がぐんと上がったため、
上下方向の気温差がとても大きくなって、
大気の状態が不安定になりました。

そのため午後を中心に積乱雲が発達して、
カントウ~トウカイ、もとい
関東~東海を中心に
雷雨や雹に見舞われました。

わぴちゃんも夕方からは
空の観察をしていました(^-^;)

その時に観察できたものを
2つ紹介しますね。

ひとつめは、これです。

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(※写真はクリックで拡大)


低いところに、もくもくとした雲が
列をなしていますね。

最初は埼玉県内で
発達している積乱雲の周辺にできた
積雲の列(フランキングライン)か
とも思ったのですが…。

積乱雲本体は近づく気配がないのに、
この雲の列はだんだんこっちに近づいてくる??

やがて、急に雲の色が濃くなり、
風も強くなって、
草木がざわざわと音を立てはじめ…

いよいよ雨が来るか…と思ったら、
雨が降ることなく、すぐに収まってしまいました。
そして空も明るくなりました。

もしや?と思い見てみると…

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(※写真はクリックで拡大)


やっぱりあの雲の列が真上を通ったタイミングで
風が強くなったようでした。

最終的には本体から離れるように、
この雲の列だけ北東へと進んでいったので、
積乱雲がつくったロール雲だったのでしょうね。

真上を通過した後、
東の方へと去っていったロール雲を
パノラマ合成してみました。

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(※写真はクリックで拡大)

今回初めてフォトショップ付属の
パノラマ合成機能を使ってみました。
これ悪くなさそうですね☆

今までは、手でやっていたのですが、
手間のかかることかかること。
それでいて、継ぎ目が…(>ω<。)

ちなみにわぴちゃんがいた
場所(茨城県境町)は、
積乱雲が比較的離れた場所を
通っていったため、
多少雷鳴は聞こえたものの
雨はほとんど降りませんでした。

スウェーデンカブ

スウェーデンカブは、
ルタバガとも呼ばれる根菜です。

食べる部分だけを見ると、
洋種系のカブターニップ類)にそっくり。

しかしターニップ類の学名が
Brassica rapaなのに対して、
スウェーデンカブの学名は、
Brassica napus var. napobrassica
または、
Brassica napus var. rapifera

そう。春の土手で咲き乱れている
セイヨウアブラナ(Brassica napus)の
変種に位置づけられています。

いわば、
「根を食べるためのセイヨウアブラナ」
といったところでしょうか(^-^;)

そのスウェーデンカブを
昨秋からタネで育てていたのですが、
例の関西旅行から帰宅後見てみると、
花が咲きはじめていました(*v_v)o

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(※写真はクリックで拡大)

…確かに、土手でよく見る
セイヨウアブラナにそっくり☆

わぴちゃんが購入した系統が
たまたまそうなのかもしれませんが、
強いて言えば、花の色がちょっとちがう?
菜の花色というよりは、山吹色です。

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(※写真はクリックで拡大)
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(※写真はクリックで拡大)


若苗の段階でも、葉は青白っぽい緑色で、
土手にあるセイヨウアブラナと瓜二つでした。

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(※写真はクリックで拡大)

セイヨウアブラナの葉は
表面が白いロウのようなものに覆われ、
指で軽くこすると、それが剥がれます。

一方でカブ類の葉の表面には、
それはありません。

では、スウェーデンカブはどうでしょう…

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(※写真はクリックで拡大)

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、
白いロウのような物質がありますね☆


…そして、重要なことに気づきます。

開花を優先したこともあり、
肝心の根の部分を写すの忘れてた…

相変わらずのわぴちゃんです
ヘ( ̄∇ ̄ヘ;)。。。コソコソ

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