« 散歩の草花図鑑10万部突破☆ | トップページ | イグサの花 »

5月15日火災雲を確認

 今朝外に出ると、東の空にもくもくと黒煙が…?

しかもものすごい勢い…
野焼き? いや、火災??

ニュースを確認してみると
資材置き場での火災のようでした。
しかもかなり近所(^-^;)

火災についての具体的な内容については、
報道のお仕事ですのでわぴちゃんはここでは言及しません。

ただ、気象学的に注目すべき現象を確認したので、
ここではそれを記しておきますね。

それは、火災雲火災積雲熱積雲などと呼ばれる現象です。

火災、火山噴火などによって
空気がピンポイントで熱せられた結果、
強い上昇気流が発生して本物の雲ができた状態です。

単に気づかれていないだけなのか、
実際に稀なものなのかどうかは不明ですが、
国内ではあまり観察事例がありません。

火災雲は、雨を降らせたり、
場合によっては積乱雲にまで発達して
突風や雷を伴うこともあるとされ、
防災という観点からも認識しておくべき現象と思います。

ということで、以下に本日確認した写真を載せておきます。

Img_4932
(※写真はクリックで拡大)

_thum
(※写真はクリックで拡大)

 

…そして、黒煙から火災雲に進展する
一連の様子をとらえることができましたので、
以下に並べておきますね。

Img_4872
(※写真はクリックで拡大)

Img_4878
(※写真はクリックで拡大)

Img_4883
(※写真はクリックで拡大)

Img_4889
(※写真はクリックで拡大)

Img_4892
(※写真はクリックで拡大)

Img_4897
(※写真はクリックで拡大)

Img_4905
(※写真はクリックで拡大)

Img_4911
(※写真はクリックで拡大)

Img_4916
(※写真はクリックで拡大)

 

 

2017年3月改訂版の国際雲図帳では、
Special clouds(特殊なメカニズムでできる雲)
6種類採用されました。

そのひとつとして、

flammagenitus
火災などの熱が発生させた雲

というのがあり、今回のはそれに該当します。
十種雲形としては積雲(Cumulus)ですので、
Cumulus flammagenitus という表記になります。

|

« 散歩の草花図鑑10万部突破☆ | トップページ | イグサの花 »

*雲*」カテゴリの記事

コメント

こういう雲のでき方もあるのですね。驚きました

投稿: | 2019/05/15 22:27

広島の原爆の時も、キノコ雲で雷が発生し、急に雨が降ったそうだし、古本屋で見た関東大震災の絵葉書でも、火災で似たようなキノコ雲ができてて、不気味で、当時、かなり話題になったみたいだね。

あと、雲仙の普賢岳やフィリピンのピナツボ山などの噴火でも、ヘンな雲や雷があったように記憶してるよ。

山火事なんかがあると、相当、熱が上に上がってくるみたいだね。それで飛行機が溶けて落ちたっていう事故かあったし、空襲の時に上空の爆撃機にも熱が上がってきたみたいだし。

そういうのはあっても、気象学的な分析ってされてないのかもだね。

じゃあ、わぴちゃんちに火をつけて観測してみます?(うそうそ)。

投稿: くず | 2019/05/16 04:10

こんばんは☆
コメントありがとうございます

じつはわたし自身も、
現物をしっかりと自分の目で
ちゃんと見たのは
初めてかもしれません。


◆くずさん

くずさん、こんばんは☆

雲の文献を調べていると、
古書のたぐいには、火災雲について
結構書いてあったりするんだよね。

当時は空爆や関東大震災などで
事例が多かったのかもしれないね。

火災積雲は、事例が少なくて
わかっていないことも多いんじゃないかな?

海外だと山火事に伴う火災積雲の
観測例がたまにあるみたいだけどね。

…事例は無いに越したことはないけど(^-^;)

投稿: わぴちゃん☆ | 2019/05/21 21:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 散歩の草花図鑑10万部突破☆ | トップページ | イグサの花 »