12月25日の朝は強い冷え込みで、
まるで雪が降ったかのように霜が降りていました。
が、わぴちゃん、ぽかをやってしまい、
この日の朝の気温を取り損ねましたo_ _)oパタ
いつも玄関の定位置に
温度計を置いているのですが、
雨の時は室内に取り込んでいます。
前の雨の後、取り込んだままで
外に出すのを忘れていたのでした(>ω<。)
そんな中、家の周りで繁茂している
ナガエコミカンソウに、
例の氷柱現象(氷の花)ができていたので
載せておきますね(*v_v)o
ナガエコミカンソウの氷柱現象は、
2016年1月に生まれて初めて目撃し、
それをブログに載せました。
■ナガエコミカンソウに氷柱(2016年1月28日記事)
偶発的なものかと思っていたのですが、
2016-2017年、2017-2018年、そして今冬…と、
毎年のように見ているので、
今まで気づかなかっただけで、
できやすい植物の1つなのかもしれませんね。
おまけで、この日見つけた氷柱現象を
ピックアップして載せておきます。
◆シモバシラの氷柱
◆ヒナタイノコヅチの氷柱
本日11月21日、千葉県最北端で
初霜を確認しました(*´▽`*)
霜は大気中の水蒸気が直接凍りついて、
さまざまなかたちの氷の結晶になる現象です。
写真中に丸い氷も写っていますが、
これは霜ではなく、大気中の水蒸気が
いったん水滴(露)としてつき、
それが凍ってできた凍露という現象です。
今回の初霜はわぴちゃんが記録を取りはじめた
2007年以降で、2番目に遅い記録となりました。
☆参考☆----------
2007年以降の季節現象観測状況
わぴちゃんのオリジナル調査
【初 霜】
2018年…11月21日(本年)
2017年…11月13日
2016年…11月18日
2015年…11月28日
2014年…11月14日
2013年…11月13日
2012年…11月16日
2011年…11月16日
2010年…11月5日
2009年…11月4日
2008年…11月20日
2007年…11月16日
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1月27日は、霞ヶ浦の「しぶき氷」を
調べに行っていました(*v_v)o
「しぶき氷」は、現象としては
飛沫着氷・飛沫氷柱と同じものです。
特に呼び分けの基準もありませんが、
湖畔にできる規模の大きなものは
「しぶき氷」と呼ばれることが多いようです。
強風時は、湖もかなり激しく波立ちますが、
この波しぶきが岸辺の草木などにあたり、
凍りついてできたものです。
有名どころは猪苗代湖(福島県)などですが、
26日、Web版茨城新聞に
霞ヶ浦にできた「しぶき氷」が掲載されていて、
「え? 霞ヶ浦にもできるの??」
と思い、急遽確認しに行ったのでした。
広域にわたって、かなり見事な
「しぶき氷」ができていました^-^
今日は土曜日だし、ちょこっとだけど
新聞にも紹介されたから人多いかな?
なんて思っていたのですが、
貸し切り状態で堪能できました。
ただ、毎年確実にできるというような雰囲気ではなく、
特に寒い年に限られるもののように感じました。
1月25日は、レアな雪氷現象を
見ることもできました。
そのひとつがアイスサークルです(*´▽`*)
アイスサークルは、水の流れが
渦を巻いているような場所にできる
まんまるの氷です。
わぴちゃんは2013年2月3日に宮城県栗原市で
一度見ていますが、いびつな形のもので、
これだけきれいなものは初めてです(*´▽`*)
アイスサークルを見つけた瞬間、
すっごくテンションあがりました(≧▽≦)ノ
日本名は探索した限りでは、
広く使われている呼び名というのは
見つけられませんでした。
ただ、手持ちの『雪と氷の造形』
(高橋喜平、朝日新聞社、1980)という文献には、
「回転結氷」という名前が使われていました。
文献の著者が便宜上名づけたもののようですが、
特徴を的確にとらえた良い呼び名ですね(*´▽`*)
死語にせず、日本名として普及しても良いのでは?
というような気もしています。
1月25日に撮影した飛沫着氷の写真を
さらにいくつか紹介しますね。
飛沫着氷は、跳ねる水しぶきが
つくりだす氷の造形です。
そして、この水しぶきが
滴るときにできる「つらら」を
飛沫氷柱と言います。
飛沫着氷と飛沫氷柱は、
メカニズムが共通しているため、
同時に見られることが多く、
しばしば組み合わさって、
より複雑な造形をつくりだします。
そこにさらに雪や霜、つらら、氷筍など
別要因でできた氷が組み合わされたり、
融けかかったのが再度凍結したり…。
その場所場所の細かい状況に応じて、
姿かたちが同じものはひとつとしてないくらい
無限大の可能性を秘めている現象です(*´▽`*)
1/25の雪氷探索では、
飛沫着氷と飛沫氷柱の写真を
大量にゲットすることができました(*´▽`*)
飛沫着氷と飛沫氷柱は、
川沿いなどで水しぶきがかかるところに
見られる氷の造形です。
跳ねた水しぶきが少しずつ凍りつき、
時間をかけながら大きな成長します。
凍りつく場所、水しぶきの量、
気温や風などの条件によって、
そのかたちは多彩で、見ていて飽きない現象です。
この記事では、今回撮影したものの中から、
横に成長して、手のひらのような形に
なったものをいくつか紹介しますね。
おそらく、水しぶきが四方八方から
不規則に激しくぶつかるために、
こんなギザギザした不思議な形になるのでしょうね。
こちらは、雪解け水がつくった
「つらら」にできた飛沫着氷です。
もうひとつ、まあるい飛沫着氷もありました。
ここは水しぶきの当たりかたが比較的穏やかなのかな?
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